8年越しの花嫁 奇跡の実話

劇場公開日:

8年越しの花嫁 奇跡の実話

解説

YouTube動画をきっかけに話題となり、「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」のタイトルで書籍化もされた実話を、佐藤健&土屋太鳳の主演で映画化。結婚を約束し幸せの絶頂にいた20代のカップル・尚志と麻衣。しかし結婚式の3カ月前、麻衣が原因不明の病に倒れ昏睡状態に陥ってしまう。尚志はそれから毎朝、出勤前に病院に通って麻衣の回復を祈り続ける。数年後、麻衣は少しずつ意識を取り戻すが、記憶障害により尚志に関する記憶を失っていた。2人の思い出の場所に連れて行っても麻衣は尚志を思い出せず、尚志は自分の存在が麻衣の負担になっているのではと考え別れを決意するが……。「64 ロクヨン」の瀬々敬久監督がメガホンをとり、「いま、会いにゆきます」の岡田惠和が脚本を担当。

2017年製作/119分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2017年12月16日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第41回 日本アカデミー賞(2018年)

ノミネート

最優秀主演男優賞 佐藤健
最優秀主演女優賞 土屋太鳳
最優秀助演女優賞 薬師丸ひろ子
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(C)2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会

映画レビュー

4.5安直な「難病もの」とは一線を画する力作

2017年12月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

どうせよくあるお涙頂戴の感動作でしょ、と食わず嫌いで観ないのはもったいない。瀬々敬久監督と脚本・岡田惠和のタッグと聞けば、食指が動く人も多かろう。実話がベースにあり、昏睡状態になってから数年して目覚め、厳しいリハビリを経て8年後に結婚したという大筋は確かに守っているが、恋人たちと家族の関わりと思いをよりドラマチックに描く工夫を凝らし、彼ら2人の特殊なエピソードに終わらせることなく普遍的な愛の物語に昇華させることに成功している。

健康的な優等生の印象が強い土屋太鳳は、闘病中の(おそらくは薬の副作用だろう)パンパンに膨れ上がった顔を特殊メイクで再現し、従来のイメージを突き破ろうとする意気込みを感じさせる。そうそう簡単には泣きませんよ、とやや冷め気味に見始めたが、いつの間にか涙ぐんでいる自分に気づいた。まんまと作り手の術中にはまったようだ。

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高森 郁哉

4.0佐藤健かっけー

2023年10月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

佐藤健かっけー。家内に同じセリフを吐いてみたくなる。

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Geki

4.0一途な青年

2023年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

難しい

幸せ

総合:80点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:
70点 )

 なかなか主題が重そうでいかにもお涙頂戴を狙ったやつみたいで、これはちょっと苦手かなもしれないと思いつつ鑑賞した。

 だけど観客の感情を煽るように劇的にみせるのでもなく綺麗ごとにするのでもなく、長い苦難を淡々としながら描く演出に好感が持てたし少しずつ引き込まれた。全てではないだろうが嫌な部分も見せているから、それに直面しながらも諦めることなく信じて待ち続ける尚志の姿勢が健気だった。
 尚志は冒頭の飲み会で言われたように顔は良くてもつまらないやつで、仕事も車いじり・趣味も車いじりである。彼の車はAE86、この映画の冒頭の時点ですでに20年落ちの旧車であり、そんな車をわざわざ買ってずっと一途にいじりながら大事に乗り続ける青年である。彼はどんな奴なのかというのは、彼女に対する姿勢に対してもその時に実は表されているのである。そう思って観たが、調べてみると実はAE86は映画の設定であり実際に本人が所有していたかどうかは確認できなかった。それでもおそらく本人はそういう人物なのかと思う。

 佐藤健は決して格好つけたりするのではなく、ちょっと不器用だけど真面目で朴訥で優しくて一途な青年を良く演じてなかなかの好演だった。土屋太鳳も病気後の目がうつろだったり意識がはっきりとしていない状況をよく演じたと思う。

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Cape God

4.0一途な愛を貫く強い意志

2023年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

本作は、お涙頂戴作品とは一線を画した、シンプルに淡々と綴られる一途な愛の物語である。

実話の基づく作品であり、実話の持つ迫力が画面を通して伝わってくる。泣かせ所は盛沢山あるが、敢えて、そこで感傷的な山場を作らず、物語は淡々と進んでいく。却ってその方が、リアリティが感じられ、自然に涙が溢れてくる。

許婚者・麻衣(土屋太鳳)の回復を待つ尚志役の佐藤健が、淡々とした感情の起伏の少ない演技で、不器用ではあるが内に秘めた尚志の強い意志を好演している。気の遠くなる程の期間、彼は、麻衣が元気になることを信じて、只管、病院に通い麻衣に寄り添い続ける。

信じて待つと言うことは容易いが、それをこれほどまでに継続できる彼の強い意志は、彼女への一途な愛情に拠るものである。実話だということを踏まえると、同じ男性として、自分ならここまでできるのかと鑑賞中ずっと自問自答し続けた。

タイトルに奇跡という言葉が使われているが、奇跡ではなく、ラストは、二人の強い意志が生み出したものだと考えたい。意志あるところに道は開かれたのだと考えたい。

久し振りに、自然に感動し、自然に泣けた作品だった。実話の持つパワーを感じた作品だった。

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みかずき
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