国内映画ランキング : 2017年12月16日~2017年12月17日

映画ランキング : 2017年12月18日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2017年12月16日~2017年12月17日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

公開館数

上映週

1 スター・ウォーズ 最後のジェダイ 377 1
2 映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活 367 1
3 8年越しの花嫁 奇跡の実話 320 1
4 2 DESTINY 鎌倉ものがたり

DESTINY 鎌倉ものがたり

配給:東宝

364 2
5 1 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー 331 2
6 3 オリエント急行殺人事件

オリエント急行殺人事件

配給:20世紀フォックス映画

355 2
7 5 鋼の錬金術師

鋼の錬金術師

配給:ワーナー・ブラザース映画

341 3
8 4 ガールズ&パンツァー 最終章 第1話

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話

配給:ショウゲート

59 2
9 6 探偵はBARにいる3

探偵はBARにいる3

配給:東映

333 3
10 7 IT イット “それ”が見えたら、終わり。

IT イット “それ”が見えたら、終わり。

配給:ワーナー・ブラザース映画

202 7

※ファーストラン時点、映画.com調べ

「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が首位獲得、「妖怪ウォッチ」2位、「8年越しの花嫁」3位発進

12月16日~17日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。正月映画の大本命の一本である「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」が、2位以下に大差をつけて初登場首位を獲得。12月15日から全国937スクリーンで公開され、土日2日間で動員73万7467人、興収11億2580万円を稼ぎ出した。これは最終興収116.3億円を記録した前作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15年)の興収比90.4%。昨年12月に公開され、最終興収46.3億円を記録したスピンオフ作品「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」の興収比172.4%の成績。

前作のスタート時は興収で上回ったが、動員ではアニメ「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」(最終興収55.3億円)に首位を奪われた。今回は動員、興収ともに1位で、シリーズの熱狂的なファンはもちろん、20代~30 代の女性客やカップル、さらに「フォースの覚醒」以降の新SW 世代と言われる中高生や子どもを連れたファミリーも全国の映画館で見受けられた。なお、12月14日のプレミアム・ナイト前夜祭を含めた4日間の累計動員は100万人、興収は16億円を突破。作品の評価も高く、リピーターも期待できることから、IMAXや3D、4DX上映の稼動比率が上がってくれば、前作に迫る可能性は充分にありそうだ。

今年も「スター・ウォーズ」に真っ向勝負を挑んだ劇場版第4弾「映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活」は2位スタート。今回は30年後の世界を舞台に、登場人物などを一新して新たな世界が描かれる新生・妖怪ウォッチとなっている。全国366スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員35万5200人、興収3億9900万円をあげた。この成績は昨年12月に公開し、最終興収32.6億円をあげた第3弾「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」の興収比65.6%。最終興収25億円が見込めるスタートとなった。

3位は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」がランクイン。書籍化もされた実話を、佐藤健と土屋太鳳の主演で映画化した感動作だ。全国320スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員20万3800人、興収2億6300万円を記録。これは昨年公開され、最終興収12.3億円をあげた佐藤主演のヒューマンドラマ「世界から猫が消えたなら」の興収比142.4%で、まずは興収15億円超えが当面の目標となりそうな出足となっている。

なお、公開から7週連続でランクインしている「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」は、累計興収が間もなく20億円に達する。

2017年12月18日更新 和田隆

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