クレア・フォイ
英リバプール・ジョン・ムーア大学やオックスフォードの演劇学校で演技を学ぶ。2008年にTVドラマ「ビーイング・ヒューマン」で女優デビューし、チャールズ・ディケンズ原作のTVドラマ「リトル・ドリット」(08)で主演を務める。11年、ニコラス・ケイジ主演の「デビルクエスト」(11)で映画デビュー。BBCドラマ「ウルフ・ホール」(15)などを経て、英国王室を描いた歴史ドラマ「ザ・クラウン」(16~17)でエリザベス2世の若年期を演じ、17年に第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞、18年に第70回エミー賞主演女優賞を受賞した。同作での飛躍を機に、映画での活躍も増え、俳優アンディ・サーキスの長編初監督作「ブレス しあわせの呼吸」(17)や、ニール・アームストロング宇宙飛行士の伝記映画「ファースト・マン」(18)でヒロイン役を演じるほか、「ドラゴン・タトゥーの女」の続編にあたる「蜘蛛の巣を払う女」(19)に主演するなど話題作への起用が相次ぐ。