ブレス しあわせの呼吸

劇場公開日:

ブレス しあわせの呼吸

解説

「ロード・オブ・ザ・リング」「猿の惑星」シリーズで知られるイギリスの名優アンディ・サーキスの長編初監督作で、1950年代、全身マヒという重篤な状態で余命宣告を受けた男性が、家族とともに笑顔に満ちた幸せな人生を送った実話を描いたヒューマンドラマ。「ブリジット・ジョーンズの日記」などを手がけた映画プロデューサーのジョナサン・カベンデュッシュが、自身の両親の実話を自らの製作の下で映画化した。運命の恋に落ち、祝福されて結婚したロビンとダイアナ。しかし1959年、出張先のナイロビでポリオに感染したロビンは、首から下が動かなくなり、人工呼吸器がなければ息もできない状態になってしまう。イギリスに戻り、息子が生まれるも絶望の日々を送るロビン。病院を出たいと望むロビンのために、ダイアナは自宅で看病する決意をするが、そのことがロビンの運命を大きく変えていく。ロビン役は「ハクソー・リッジ」のアンドリュー・ガーフィールド、ダイアナ役はテレビシリーズ「ザ・クラウン」のクレア・フォイ。

2017年製作/118分/G/イギリス
原題:Breathe
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2018年9月7日

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(C)2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved

映画レビュー

4.0技術の発展は人を自由にする

2018年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

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杉本穂高

4.0イノベーターでユーモラスなイギリス万歳!

2018年9月21日
iPhoneアプリから投稿

ポリオ患者は生涯を病院のベッドで過ごさなければならない、という医学上の常識を、本人の意思を尊重し、車椅子と呼吸器を友として"普通"の日常を全うさせる。そんな常識は自分で切り拓くというイノベーション的な発想、何でも笑いに転化しようとする人生哲学は、イギリス人の特技だと痛感させる。実録ものとして全部を鵜呑みにすることはできないにせよ、生きる上でユーモアがいかに大事かが、描写の端々から伝わってくる。オールイングランドで固めた布陣からはアンチハリウッド的な対抗意識も。そんなバックグラウンドはさておき、鑑賞後の爽快感は貴重だと思った。

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清藤秀人

5.0多分『金持ちだから出来る道楽』って言うだろう。 って、皆様思ってい...

2023年12月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5心地よい裏切り

2023年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 あらすじを読んだとき、重たそうなストーリーかな、もしくは感動を強要するような映画かな、観るのどうしようかなと迷いました、が・・・杞憂でした。どちらでもなく、家族の愛や人の温かさを心地よく伝えてくれる作品でした。
 普段は気取ることもなく粗野で倹約家。だけど困っている人を見ると惜しみなく手を差し伸べる根っからのお人好し。私のイギリス人像です。そんなイギリス人の真のやさしさがこの映画にも感じられたように思えます。時折映し出されるのどかな田園風景にも心洗われました。そして、生きることに対する尊さにも気づかせてくれた、私にとってはそんな映画でした。

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おまつ
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