シアーシャ・ローナン
父は俳優のポール・ローナン。米ニューヨークで生まれ、3歳からはアイルランドで過ごす。9歳から同国のTVドラマに出演し、2007年の「I Could Never Be Your Woman(原題)」でスクリーンデビュー。ジョー・ライト監督の文芸作品「つぐない」(07)で13歳にしてアカデミー賞をはじめ様々な映画賞の助演女優賞にノミネートされ、期待の若手女優として注目を浴びた。その後も、スティーブン・スピルバーグ製作&ピーター・ジャクソン監督の「ラブリーボーン」(09)、再びライト監督と組んだアクション映画「ハンナ」(11)、ウェス・アンダーソン監督の「グランド・ブタペスト・ホテル」(14)など、実力派の監督たちの作品で存在感を発揮。「ブルックリン」(15)と「レディ・バード」(17)ではアカデミー主演女優賞にノミネートされ、実力派女優としての地位を確固とした。「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ監督と再タッグを組んだ「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」(19)では次女ジョーを演じ、3度目のアカデミー主演女優賞ノミネートとなった。