レネ・ルッソ
1972年、ローリング・ストーンズのコンサート会場でスカウトされ、フォード・モデリング・エージェンシーと契約。ファッションモデルとして活躍したが、30歳を過ぎてモデルを引退する。その後、文学やキリスト教神学、演技を学び始め、ロサンゼルスの小さな舞台に立つようになる。87年、TVシリーズに初出演し、89年の「メジャーリーグ」でスクリーンデビュー。以降、「リーサル・ウェポン3」(92)をはじめ、「ザ・シークレット・サービス」(93)、「アウトブレイク」「ゲット・ショーティ」(ともに95)、「身代金」(96)といった作品で大物スターの相手役を演じる。05年の「ヘレンとフランクと18人の子供たち」(日本劇場未公開)を最後にスクリーンから離れていたが、マーベルの「マイティ・ソー」(11)で主人公ソーの母親役を演じ、続編「マイティ・ソー ダーク・ワールド」(13)にも出演した。「フリージャック」(92)で出会った脚本家のダン・ギルロイと結婚しており、ギルロイが脚本・監督を手がけた「ナイトクローラー(原題)」(14)では英国アカデミー賞の助演女優賞にノミネートされた。