本木克英
早稲田大学卒業後、松竹に入社。森崎東、木下恵介、勅使河原宏らの監督作に参加し、7年間助監督として経験を積む。その後、文化庁在外芸術家派遣研究生として渡米し、帰国後はプロデューサーとして働く。監督デビュー作「てなもんや商社」(98)で、一般社団法人映画演劇文化協会が主催する第18回藤本賞の新人賞を受賞する。国民的娯楽作「釣りバカ」シリーズの11作目(00)~13作目(02)のメガホンをとり、07年には水木しげるの漫画「ゲゲゲの鬼太郎」を実写映画化した。その他、「犬と私の10の約束」(08)、「鴨川ホルモー」(09)、「おかえり、はやぶさ」(12)などの話題作を監督。TVドラマでは「丹下左膳」(04)、10時間ドラマ「天下騒乱 徳川三代の陰謀」(06)、「めぞん一刻」(07)などを手がける。