大コメ騒動

劇場公開日:

解説

富山県出身で「超高速!参勤交代」を手がけた本木克英監督が井上真央を主演に迎え、大正時代に富山県の海岸部で発生した「米騒動」で活躍した女性たちの姿を痛快に描いた。1918年(大正7年)8月、富山の海岸に暮らすおかか(女房)たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。夫や育ち盛りの子どもたちにコメを食べさせたくても高くて買えない現状に困ったおかかたちは、コメを安く売ってくれと米屋に嘆願に行くが失敗し、おかかたちのリーダーであるおばばが逮捕されてしまう。おかかたちの願いもむなしく、コメの価格高騰はとどまることを知らなかった。そんな中、ある事故をきっかけに、我慢の限界を迎えたおかかたちがついに行動に出る。主人公・松浦いと役を井上、姑役を夏木マリ、夫・利夫役を三浦貴大がそれぞれ演じるほか、室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵、左時枝ら富山県出身俳優たちが顔をそろえる。

2021年製作/106分/G/日本
配給:ラビットハウス、エレファントハウス

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(C)2021「大コメ騒動」製作委員会

映画レビュー

4.0日本にも運動で社会が変わった実例があった

2021年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日本は社会運動で世の中を変えることはできないと思っている人が多いように思う。実際、昭和・平成の歴史を振り返ると、運動は無力だったかもしれない。しかし、この国の歴史にも実際に社会運動で大きく世の中が変わった実例があったのだ。それがこの映画が描く米騒動だ。
シベリア出兵によって米が戦地に送られた結果、国内の米価格が高騰。家族に食わせる米がなくなった女性たちが米の価格を下げろと迫る。
女は侮られていた。運動に参加した者の中で唯一の男性だけは逮捕されたが、女性たちは逮捕する価値もないと判断された。しかし、その運動はやがて全国に飛び火し、遂には時の内閣が倒れるまでにいたった。
運動もずっと一枚岩でなく、だれか裏切っているのかもと疑心暗鬼の心から村八分にされる者が出るなど、田舎的コミュニケーションの暗部も描かれるし、メディアがフェイクニュースばりに大げさに煽ったことで運動が広がったという、功罪相半ばするようなポイントも描かれる。
生活のために戦った人々の偉業を描いたこの作品は、コロナ禍の今だからこそ、現代人に響くはずだ。

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共感した! 3件)
杉本穂高

3.5井上真央、さすがの安定感

2020年12月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

井上真央にとっては、「白ゆき姫殺人事件」以来、約7年ぶりの主演映画となる。もともと子役時代から演技力には定評があり、今作でもその実力は遺憾なく発揮されている。また、本木克英監督も史実を“料理”するのは得意分野で、「母は強し」という今作に込められているテーマをきっちりと観る者に届けてくる。

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大塚史貴

3.5女房たちの怒り爆発(実際にあった)・・越中女房一揆を描く

2022年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2021年。監督は富山県出身の本木克英。
今から103年前の大正7年(1918年)に起きた“越中女房一揆“の女たちの大奮闘を描いた映画です。
なんと富山県出身の俳優が大勢出演してます。
立川志の輔、左時枝、柴田理恵、西村まさ彦、室井滋などなど、エキストラも福井県人。
そしてエンディング曲まで、なんと米米CLUBの「愛を米て」と、ダジャレです(笑)
冗談はそれくらいで、しごく大真面目な映画でした。

大正7年。
富山の海岸で暮らすおかか(女房)たちは、毎日値上がりするコメ価格に頭を痛めていた。
その地方では男は一日・米一升。
女は一日米・8合を食していたとされる。
驚きである。2合の米を3日で食べてる私には、想像を絶する量だ!!
おかかたちは、浜辺にある小舟まで米俵を背負って何往復もするのが、仕事だった。
一俵の米俵は今のキロで60キロである。
それを背負うおかかだから、一日8合も食べれたんだべね!!

それがさあ、一日の稼ぎが22銭。
それで一日分のコメが買えてたのが、一升が33銭→35銭⇒40銭と高騰してさ、
遂にはお粥をすするようなひもじい日々になるのさ!
おかかたちの怒りは搾取している

頭が良いと評判の松浦いと(井上真央)は、リーダーとして、おかかたちを扇動して遂に立ち上がる!
米を保有する大地主と米屋に、オカカたちは遂に実力行使だ!!
女たちの怒りが爆発するさまは小気味いい!!
(対照的に男たちが腑抜けに見える!!)
この話は歴史の本にも乗ってる実話。
富山の“越中女房一揆“が発端として全国に広がり、ついについに、世の中は動くんだべさ!!
主演の井上真央は、役柄が「米を十分に食べられない」設定なので、米断ちを心情的にしてしまい、激痩せして、体調まで崩したとか!
お米の栄養価を身に染みて知る結果になったとか。

痛快でタメになる映画です。
日本の女は昔っから、肝っ玉デカかったんですね!!
納得!!

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琥珀糖

3.5母は強し!

2022年5月6日
iPhoneアプリから投稿

 富山県の漁港の町の米騒動。米俵を背負って海まで運ぶのはおかかたちの仕事。凄い重労働とはいえ、当時のおかかたちは1日にコメを8合食べたと、男は一升、本当?家族全員のお米となれば凄い量ですね。
 米問屋の旦那は本当にイヤな親父で、小さな女の子にまですけべ心を出す。石橋蓮司がもうピッタリでした。
他も、室井滋もオババがピッタリ。他のおかかたちも綺麗所の女優さんもみんな田舎の汗水流して必死に働くおかかになっていて、良かった。特に主役の井上真央は日に焼けた色黒で疲れた表情、目もぎょろぎょろとして薄汚れた雰囲気がとても違和感なく、女優魂を感じました。ただ薄汚れた感じでもやはり可愛いのです。
 ラスト、エンドロールでの主題歌が,米米クラブの「愛を米て」ギャグ?のようで、面白かった。決してギャグでなく、キチンとした歌です。この映画にピッタリの起用ですね!

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アンディぴっと
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