鴨川ホルモー
劇場公開日:2009年4月18日
解説
「鹿男あをによし」が直木賞候補になった作家・万城目学の同名デビュー作を映画化。二浪の末に京都大学に入学した安倍は、ひょんなことから、1000年前から伝わる“オニ”と呼ばれる生き物を使った謎の競技“ホルモー”を繰り広げるという怪しいサークル“京大青竜会”に入部。当初は半信半疑のまま、先輩に言われるままに“オニ”を使役するための特訓に明け暮れる安倍だったが……。主演は山田孝之。監督は「ゲゲゲの鬼太郎」の本木克英。
2009年製作/113分/日本
配給:松竹
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る

- ×

※無料トライアル登録で、映画チケットを1枚発行できる1,500ポイントをプレゼント。
荒川良々によって、ホルモーと言う、普通の人には見えない「鬼」によって戦いを繰り広げるサークルに入った山田孝之や濱田岳ら
芦名星の鼻に惚れた山田孝之はサークルに入る
鬼が可愛かった
山田孝之はかっこよくなく、ださい大学生だが似合っていた
ありえない話なのに何も考えずに楽しめる映画
2021年2月21日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
3.5にするか4にするか迷った。
まあ風変わりな不思議な映画です。
少し中盤にだれたが、面白かった。
古き時代の大学独特の雰囲気がわかる。
ホルモーという不思議な信仰と競技。
ホルモーは、一見、怪しいが、やってみるとなんと鬼が本当に現れてしまうという(笑)びっくりファンタジックなのに、妙にリアルだった。
山田孝之と濱田岳この2人が名コンビでしたね。二人の関係性良かった。
濱田岳のちょんまげに喫茶店の店員が驚く場面に笑った。
山田孝之は、マドンナ的な女性、芦名星に恋して恋敵にやぶれてしまう。わかるなあ。しかし芦名星がいけすかない女だったというオチ。恋はえてして盲目である。
レナウンワンサカ娘という曲があるんですね?なんなんだありゃ(笑)
栗山千明と最後にカップルになり、ほっこりしました。
芦名星さんは享年36歳とは。知らない女優さんでしたが、良い演技でした。合掌。
2021年2月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD
ー 芦名星さん。ご冥福をお祈り申し上げます。安らかに。面白き作品、有難うございました。ー
◆ご存じのように、万城目学氏は、京都大学法学部を卒業している。
そして、そのまま民間企業に就職をしたのだが、何を思ったのか、会社を辞め、小説家の道を目指した。
そして、今作品の原作(映画と同名)が最初のヒット作品となった。
早く、”直木賞候補”から”候補”という言葉が取れる事を、願っている・・。
◆今作の(小説とは違う)キャラクター他の魅力
・2浪の末、漸く京都大学に滑り込んだ(涙)
安倍明(どうでも良いが、”阿部昭”ではない・・。今作はファンタジーである。)を演じた、山田孝之を始め、
特に良かったのが、青竜会会長、菅原真)を演じた荒川良々。
- ”普通のサークルですから・・。”
どこの大学でも、新人勧誘の際には頻繁に使われる常套句であるが、彼が口にすると、本当に”普通のサークル”と思えてしまう・・。-
そして、高村幸一を演じた濱田岳。
- 気弱な学生を演じたら(当時は)天下一品であった・・。-
更に、まさかの眼鏡で、ぼさぼさ頭の理系女子、楠ふみを演じた、栗山千明。
- 眼鏡を外したら、超美人と言う奴ですね!-
・だが、”普通のサークル”と思っていた、青竜会には、様々な儀式があり、
取り分け、吉田神社で執り行われる女人禁制の”吉田代替わりの儀式”
重々しき雰囲気からの ”レナウン娘踊り、そして、全裸へ・・”
- それで、神は喜ぶのかい!と思ったら・・。笑いと共に、軽く脱力・・。-
・原作を読んでいれば、何という事もないのであるが、登場人物の名前と歴史上の人物の名前との相関関係の面白さ。
(例) 高村幸一=京都の魔人であり、閻魔大王と夜な夜な会っていたという、”小野篁”・・・。
・”ナクヨ”平安京、建設の際に陰陽道の四神相応の思想を基にした、
北:玄武 (京都産業大学)
西:白虎 (立命館大学)
南:朱雀 (龍谷大学)
そして、
東:青竜 (京都大学!)
の各大学に、代々存在してきた、”ホルモー”の儀式を継承する、サークル!
- 良く考えたよなあ・・。売れるまで、余程、暇だったのかなあ・・。-
・そして、ホルモーとは!!!!
で、出てきた小鬼たちの姿に、軽く脱力・・。
<京都が好きで、歴史が好きで、ファンタジーが好きな方にはお勧めの、ファンタジック・ヒストリー・青春コメディ。
本から読むか、映画から観るかは、貴方次第である・・。>