美村里江
2003年、月9ドラマ「ビギナー」の主役にオーディションで抜てきされ、「ミムラ」の芸名で女優デビュー。森田芳光監督の「海猫」(04)で映画初出演し、以降「着信アリ2」(04)、「この胸いっぱいの愛を」(05)、「落語娘」(08)などで主演を務める。TVドラマを中心に映画や舞台にも出演し、書評やエッセイの執筆等、多方面で活動する。おもな映画出演作に、「サイドカーに犬」(07)、「天国からのエール」(11)、「わが母の記」(12)、「後妻業の女」「カノン」(ともに16年)、「彼らが本気で編むときは、」(17)など。旧芸名は、自身が大ファンである「ムーミン」シリーズに登場するミムラ姉さんにちなんだもの。18年3月、NHK大河ドラマ「西郷どん」への出演に際し、日本の歴史を描く作品にカタカナの名前でクレジットされることに違和感を持ったことなどを理由に「美村里江」に改名した。