空に住む

劇場公開日:

空に住む

解説

「EUREKA ユリイカ」の青山真治監督が7年ぶりに長編映画のメガホンをとり、多部未華子と初タッグを組んだ人間ドラマ。作詞家・小竹正人の同名小説と、原作とともに誕生した「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の楽曲「空に住む Living in your sky」の世界観を基に、現実と夢の間で葛藤しながらも新たな人生を見いだしていく女性たちを描く。郊外の小さな出版社に勤める直実は、両親の急死を受け止めきれないまま、叔父夫婦の計らいでタワーマンションの高層階で暮らし始める。長年の相棒である黒猫ハルや、気心の知れた職場の仲間に囲まれながらも、喪失感を抱え浮遊するように生きる毎日。そんなある日、彼女は同じマンションに住む人気俳優・時戸森則と出会う。彼との夢のような逢瀬に溺れていく直実は、仕事と人生、そして愛の狭間で揺れ動き、葛藤の末にある決断を下す。直実の後輩・愛子を「愛がなんだ」の岸井ゆきの、直実の叔母・明日子を「彼らが本気で編むときは、」の美村里江、人気俳優・時戸を「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典がそれぞれ演じる。

2020年製作/118分/G/日本
配給:アスミック・エース

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

U-NEXTで関連作を観る

映画見放題作品数 NO.1(※)! まずは31日無料トライアル

※GEM Partners調べ/2021年10月|Powered By U-NEXT

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0縦と横の空間

2021年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

高層マンションの上階に住む主人公が、平屋の古民家を改築した小さい出版社に勤めている。縦に伸びる寒々しいマンションの非人間的な空間と、面で広がる古民家の出版社のアットホーム感。普通の人なた落ち着ける空間のはずの自宅が、この映画の主人公にとっては他者が入り込んでくる、落ち着かない空間なのが面白い。おばさんが突然訪ねてきたり、合鍵を持っていたり、ちょっと怖い。猫がストレスが原因の病気にかかるが、あの家は怖い。空中に浮いているような感覚の高層マンションの浮遊感も逃げ場のない怖さを際立たせる。
このマンションの部屋には両親の位牌がある。窓の景色をたのしませてやりたいと窓際に位牌が置かれている。何もない空間に何かが見えない得体の知れない何かが漂っている感じが冒頭から示されている。
高層マンションの地下のゴミ捨て場のシーンが何回が出てくるのも良い。華やかなマンションの地下の空間には華やかさはない。きらびやかな生活の残滓が捨ててあるだけ。そこで掃除している
猫を荼毘に付す主人公が煙がでないことを残念がっていた。煙となって愛猫が漂えばいいということだろうか。なぜかはわからないが、たしかにそれは素敵なことだと感じた。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
杉本穂高

3.5青山真治監督じゃなくてもよかった企画

2020年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

EXILE界隈のファンには申し訳ないが、成立過程からして初めに彼らの楽曲(=映画の主題歌)ありきな企画で、準主役にメンバーの岩田剛典と来れば、ひいき筋の動員を当て込んだ商業映画と見なされても仕方ない。多部未華子の演技は良かったし、古民家を利用した零細出版社の職場の描写も興味深かった。ただ、青山真治監督が撮るべき映画だったかは疑問。

青山氏は小説も書くほどだから、作家性の強い作り手だと思っている。だが“北九州サーガ”第3作「サッド ヴァケイション」(07)の後は、監督作のペースが落ちて本作含め3本、しかもみな原作もの。かつての尖った表現者から、依頼案件をそつなく仕上げる職人監督になった印象を受け、それは成熟かもしれないが、さびしく感じたのも確か。

あと、武蔵小杉のタワマン浸水騒動以降、タワマンが以前ほど憧れの住環境じゃなくなったのも、タイミング的に気の毒。もちろん映画の責任ではないが。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 13 件)
高森 郁哉

3.5空(タワーマンションに、住んでみたい)

琥珀糖さん
2022年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年。監督・脚本:青山真治。原作:小竹正人。
「空」に近いほど高いタワーマンションの46Fの一室に暮らすことになった
直美(多部未華子)の日常を描いた映画です。
編集者の直美は独り立ちしている女性です。
突然、両親が交通事故死して、叔父の所有するタワーマンションに住むことになった直美は黒猫のハルを連れて引っ越して、そこの住人となります。
なにかと訪ねてきてお節介を焼く叔父と叔母。
内心ウザいと思っている直美。

そしてある日、エレベーターで乗り合わせたスター俳優の時戸森則(岩田剛典)
時戸は直美に間髪入れずアタックしてくる。
(この辺、ありえない設定だと思う)
そしていきなり部屋を訪ねてきて「オムライスが食べたい」・・・
なんて口説きますかねー。
この映画はどことなく軽い。
原作者の小竹正人さんは作詞家で作家。
EXILEや三代目J Soul Brothers・・・の作詞をしている人。
だから岩田がキャスティングされエンディング曲も三代目・・・が歌っているのも、
いかにもEXILE御用達ってことですかね。

多部未華子と岩田剛典のラブシーンも違和感は半端じゃない。
もちろんそのラブ・アフェアに愛なんてものは介在していない。
直美は時戸のアイドル本の出版を自分の出版社から出す・・・その下心から寝るのだから。
(もちろん彼がかっこいいとも思ったと思うし・・・愛がなかった訳でもないだろう)
でも好奇心とプライドを満足させるのと同時に、ビジネスの成功・・・が心の奥にあった筈です。

そして忘れてならないのが親より大事なペットの猫(ハル)
親の死でも泣けない直美が、ハルの病気は心底嘆き悲しむ。

ハルの病気と、同僚の臨月の編集者の後輩・木下愛子(岸井ゆきの)の存在感。
岸井ゆきのの役はインパクトがあった。
臨月でもお腹の子は結婚相手の子供ではない・・・とか。
ラストの出産場面とか、凄いシーンは岸井の出る場面なのだ。
多部ちゃんはインパクトでは岸井に負けているね(笑)
才気ある原作者の小竹正人さん。
「空に住む」
タワーマンションに住む若い女性。
その設定でここまでの作品を書いてしまうのは凡人にはなかなか出来ないことだ。
だからと言って胸を打つ映画だとは、到底言えないけどね。
お洒落感はありました。
「空に住む」のタイトル通り、地面に足のつかない映画だったなぁ(笑)
直美の勤める出版社の畳の仕事部屋の佇まいが、余計に身に染みた。
それとチョコっと出演する永瀬正敏。
職人技を見せてくれました。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
琥珀糖

2.0上流いや上層階級

kenさん
2022年4月3日
Androidアプリから投稿

マンションの入口のセキュリティは堅い入ってしまうと身内でも他人でも甘い?結局上層階級は見せかけですね!猫だけは見抜いてましたね!

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ken
すべての映画レビューを見る(全86件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る