カノン

劇場公開日:

カノン

解説

比嘉愛未、ミムラ、佐々木希が姉妹を演じ、母へのわだかまりを抱えたまま大人になった三姉妹が、母の過去をたどりながら、自分たちの傷に向き合う姿を描いたドラマ。金沢の老舗料亭で育った3人姉妹。次女は富山県で教師を、長女は東京で専業主婦、三女は生まれ育った料亭の女将と、それぞれ別の街で日々を送っていた。ある日、祖母の訃報を受け、金沢に集まった三姉妹は、死んだはずの母が生存している事実を知る。心に闇を抱え、アルコール依存症と戦っていた母はアルコール性認知症を患い、娘たちのことがわからない状態となっていた。アルコール依存症と戦う三姉妹の母親役を鈴木保奈美が演じる。監督は「リトル・マエストラ」の雑賀俊朗。

2016年製作/123分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2016年10月1日

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(C)2015「カノン」製作委員会

映画レビュー

3.5美人女優3人を入口に、現代の社会問題を考えさせる

2016年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

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共感した! 2件)
高森 郁哉

3.5美人を鑑賞するための美人映画

2023年3月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

幸せ

初鑑賞
雑賀俊朗監督作品初鑑賞
登坂恵里香脚本作品初鑑賞

島田陽子の遺作映画は2022年公開の『Evergarden』だがなぜか映画comは扱ってない
理由は全くわからない
映画comで扱っている中では島田陽子最後の作品

料亭で育った3人姉妹
祖母が亡くなり葬儀で集まった3人
遺言によれば祖母から死んだと聞かされていた母が生きていた
母に会うため認知症養護施設に出向いた3人
母はアルコール依存症が進み認知症になっていた
3人は幼少の頃からアルコール依存症の母に苦しめられ大人になってもトラウマになっていた

母の苦悩の真相を知るための三姉妹の小さな旅

ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベルの『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジークニ長調』第1曲カノン
三姉妹が子供の頃にピアノを祖母に買ってもらいやがて三姉妹は発表会にてピアノ三台でカノンを奏でる
母のことを知った三姉妹は三台のピアノでカノンを奏でる次女の結婚披露宴で

ミムラ比嘉愛未佐々木希3人の美人が三姉妹役母も祖母も演者は美人
これだけ美女ばかり集めたのはプロデューサーの趣味かもしれない
美人すぎるとモテないらしいがキモオタが高嶺の花とか酸っぱい葡萄とかで諦めるだけで実際はそんなことはないだろう
とはいえ自分もキモオタ側なのかどちらかというと『天馬荘の三姉妹』の大島優子門脇麦のんの方が親しみが湧く
大島らだってどちらかというと美人の部類なんだけどミムラら正統派美人となにかが違う
まっそれはさておき美村里江が綺麗すぎる
厳密にいえばすぎるという言葉遣いは間違っているのだが褒め言葉のボキャブラリーが少ないため美人すぎるとか綺麗すぎるとしか表現できない
若くもないのにいい年してとても残念である
彼女が若い頃演技経験が全くないのに連ドラ初出演初主演に抜擢され美人を鼻にかけ余裕ぶっこいて嫌な感じがしたものだ
ミムラってなんだよ
ゲストはミムラさんですって三村マサカズじゃないのかよ
美村里江ってなんだよ
木村カエラりえかよ
美人だけどあまり好きじゃなかった

メモとって反省しろって度々強要する精神的におかしい男って世の中に少なからずいる
だがターゲット以外には陽気で紳士的で頼りになる好人物として世間では通っているものだ
本当の異常者は自分をまともだと思っているから厄介だ
これは明らかにモラハラだが些細なことでもモラハラ認定する傾向はLGBTの問題とよく似ていて分断を深めることになる

アルコール依存症の母を演じる鈴木保奈美のお芝居が光った
作品内容ははっきりいって好きなジャンルじゃないが客観的視点のつもりで星3
さらに彼女の演技力で星0.5プラスしたい

配役
富山で小学校の教師をしている岸本三姉妹次女の岸本藍に比嘉愛未
東京で専業主婦をしている岸本三姉妹長女の宮沢紫にミムラ
金沢にある実家の料亭の若女将をしている岸本三姉妹の三女の岸本茜に佐々木希
夫に先立たれアルコール依存症で入退院を繰り返した岸本三姉妹の母の原島美津子に鈴木保奈美
金沢で料亭の女将をしていた岸本三姉妹の祖母の岸本辰子に多岐川裕美
藍の婚約者で市役所職員の小出聡に桐山漣
紫の夫でモラハラがすぎる宮沢和彦に長谷川朝晴
美津子の主治医に長浜之人
喫茶店を営む聡の母の小出妙子に古村比呂
美津子を雇用している蒲鉾店の経営者の新井澄子に島田陽子

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野川新栄

5.0女の一生

2022年12月23日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

幸せ

モラハラ、アルコール依存、認知症、女の一生って切ないです。家族愛は様々だけど、逢えなくても想いが存在するんだなと思いました。

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MariaD

3.0なぜ人魚?

2022年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 新幹線が見えるが丘公園、金沢駅、東茶屋街と金沢らしいところが全開。料亭?ここはわからん・・・料亭なんか行ったことないからなぁ・・・。金沢のみならず北陸の風光明媚な観光地などが満載だったけど、おばあちゃん役の多岐川裕美の言葉にガッカリ。このイントネーションは金沢弁じゃなく関西弁。どうせなら他の役者のように自然に喋ればいいのに・・・自然の美しさはどちらかというと富山県のほうが勝っていた。地元民であるためか、途中からは位置関係がわからなくなりました。

 最も驚きだったのは鈴木保奈美がこんな老け役やってることでしたが、実年齢に合わせての配役だとは思うけど三姉妹の性格からするとちょっと不自然。誰が長女で誰が次女かと頭に入ってこなかった。そんな中、最も演技面で良かったのはミムラ!推し。

 「パッヘルベルのカノン」と言えば多くの映画に使われていますが、どことなくアジア系作品に多いのかな?母親の壮絶な人生を追体験しながらも、アルコール依存症の恐怖やモラハラ夫といった現代的テーマを取り入れていた。さすがにピアノ三重奏には心奪われ、自分でも立ち上がりそうになったほどですが唐突感は否めない。とりあえず、月華楼に一度行ってみたい。

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kossy
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