マイケル・ダグラス
父は俳優カーク・ダグラス、母は女優ダイアナ・ダグラス。10代の頃からショウビズ界に興味をもち、カリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業後に業界に足を踏み入れる。69年から俳優として活動を始め、TVドラマ「サンフランシスコ捜査線」(72~76)で広く知れ渡る。製作として携わった「カッコーの巣の上で」(75)は作品賞含めオスカー4部門を受賞。80年代はコメディや活劇に多く出演するなか、「ウォール街」(87)でカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー役を演じてオスカー主演男優賞に輝き、ハリウッドを代表する映画人に。その後も「氷の微笑」(92)や「トラフィック」(00)など幅広いジャンルの作品に出演。私生活では、70年代に結婚した女性との間に1子もうけるが、後に離婚し、00年に25歳年下のキャサリン・ゼタ=ジョーンズと再婚。10年8月に喉頭がんを患っていることを告白したが、病気を克服し意欲的に活動している。