原田眞人
静岡県沼津市出身。幼い頃から映画好きで、高校生の頃には映画監督に憧れる。72年、語学留学で英国滞在中に映画評論家としてデビューし、翌年には米・ロサンゼルスに拠点を移して活動する。79年、「さらば映画の友よインディアンサマー」で映画監督デビュー。「KAMIKAZE TAXI」(94)は国内外で高く評価され、「わが母の記」(12)でモントリオール世界映画祭の審査員特別グランプリを受賞した。その他の監督作は「金融腐蝕列島・呪縛」(99)、「狗神(イヌガミ)」(01)、「突入せよ!『あさま山荘』事件」(02)、「クライマーズ・ハイ」(08)など。「ラスト・サムライ」(03)、「SPIRIT」(06)に出演したほか、海外作品の日本語字幕や「スター・ウォーズ」シリーズの吹替えの演出などにも携わる。長男・遊人が俳優や編集として多くの作品に参加している。