SPIRIT
劇場公開日:2006年3月18日
解説
19世紀末から20世紀にかけて活躍した実在の中国武闘家、フォ・ユァンジアを描く格闘映画。優れた武術家を父に持つ少年フォ・ユァンジアは、父に拒まれても鍛錬を積み、やがて地元一の格闘家となる。だが、弟子の仇を討とうとして相手を絞め殺してしまい、家族が報復を受けてから、強さとはなにかについて悩むようになる。主演はこの役を熱望したジェット・リー。監督は「フレディVSジェイソン」などハリウッドで活躍するロニー・ユー。
2006年製作/103分/香港・アメリカ合作
原題:霍元甲
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
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ストーリーもアクションシーンも
見応えありました。
中村獅童がアクションでジェット・リーと闘えるのか、
しょぼい映像編集にならないか不安だったが、
見応えのあるアクションで、
カンフーに対し、
日本的な武術アクションは
娯楽性が十分に発揮されていました。
良い映画だと思います。
ジェット・リーが落ち込んでいるときに支えてくれた
盲目の少女がその後どうなったのか、切ないな。
娯楽作品としていい作品だと思うが、
この武闘家について、
実際にいた人なのか、死に方に関して諸説あるらしい。
この映画がプロパガンダでない事を祈る。
2014年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
総合:60点 ( ストーリー:30点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
物語はとても21世紀の作品とは思えないほどに旧態依然でくだらないきれいごとで満ち溢れている。ここには一切期待してはいけない。基本的にジェット・リーの格闘技だけを見せるための作品であり、この部分だけならば十分合格点を与えられる。中村獅童が出演しているが、彼の格闘技も人物像も思った以上に健闘していた。美術・衣装・撮影の出来栄えも良い出来映えだった。
それだけに物語の質の低さが惜しまれる。製作開始前に誰か一人くらい「こんな古臭い理想の道徳教育のような説教じみた脚本書き直しましょう」と勇気を持って提案してほしかった。そうしたら良作とよべるものになれただろうに。
2013年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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ジェットリーが天狗になって散々な目に会って反省するのだが、その後達観してご立派な人物になって戻ったら、すっかり説教臭くて偉そうな余計に鼻につく感じになっていた。偉そうだったり説教臭くないどころか楽しい『酔拳』の師匠はやっぱりかっこよかったなーと思った。
ジェットリーが一体なぜ超人的に強いのかが全く示されておらず、厳しい特訓場面もなかった。元から才能豊かな人物が調子に乗って没落しても才能があるからちょっと反省するとますます強くなったという表現に見えて物足りなかった。
中村獅童かっこよかった。ラストバトルが毒で弱りきったジェットリーとの対戦だったため、全く燃えない展開だった。万全の状態で闘ってどっちが本当に強いのか示して欲しかった。
2010年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ジェット・リーの最後のマーシャル・アーツ映画になると言われていて、本当かどうかはわからないが、ジェット・リーのアクションは堪能できるので、好きな人は是非。
「本当の強さとはなにか?」というテーマは普遍的で、言ってしまえば珍しくもなんともない。ストーリーは思いっきり予想通りなんだけど、そこに描かれる精神は気高く、それを拳に託して体現するジェット・リーのアクションは、なんだか感動的ですらあったりする。