ノア・バームバック
米ニューヨーク市ブルックリン出身。1995年、脚本も手がけた「彼女と僕のいた場所」(日本劇場未公開)で監督デビュー。ウェス・アンダーソン監督の「ライフ・アクアティック」(04)ではアンダーソンと共同で脚本を手掛け、2005年に監督と脚本を務めた「イカとクジラ」がアカデミー賞の脚本賞にノミネート、一躍名が知られるようになる。その後も、「フランシス・ハ」(12)、「ヤング・アダルト・ニューヨーク」(14)、ブライアン・デ・パルマ監督のドキュメンタリー「デ・パルマ」(15)などを手掛け、近年はNetflixで「マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)」(17)、「マリッジ・ストーリー」(19)などの話題作を発表している。プライベートでは、05年に女優のジェニファー・ジェイソン・リーと結婚し長男をもうけているが13年に離婚。「フランシス・ハ」に主演し、バームバックと共に脚本も手がけた女優のグレタ・ガーウィグと11年から交際し、19年に2人の間の第一子である男児をもうけた。