仲村トオル
85年、映画「ビーバップ・ハイスクール」の一般公募オーディションに合格してスクリーンデビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の賞を受賞。88年まで製作された同作の続編をはじめ、TVドラマ「あぶない刑事」シリーズ(86~96)などで人気を博す。日本での活動と並行して、香港映画「ジェネックス・コップ」(99)などにも出演し、韓国映画「ロスト・メモリーズ」(01)では第39回大鐘賞映画祭の最優秀男優助演賞を韓国人以外で初めて受賞。その他にも、中・仏合作「パープル・バタフライ」(03)などに出演した。「海猿」シリーズにはTVドラマ版「UMIZARU EVOLUTION」と劇場版第2弾「LIMIT OF LOVE 海猿」(ともに05)に参加。その後もTVドラマ「華麗なる一族」(07)、「空飛ぶタイヤ」(09)といった骨太の作品で活躍。医療ミステリー「チーム・バチスタ」シリーズでは、第1弾のTVドラマ「チーム・バチスタの栄光」(08)から完結編となる劇場版「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」(14)まで伊藤淳史とともに主演を務め、名コンビとして人気を集めた。その他の映画出演作に「K-20 怪人二十面相・伝」「劔岳 点の記」(08)、「行きずりの街」(10)、「春を背負って」(14)など。