ダニエル・ブリュール
父親はドイツ人でTVドラマの演出家、母親はスペイン人。スペイン・バルセロナで生まれ、ドイツ・ケルンで育つ。4歳から子役として活動し、99年にスクリーンデビュー。03年の「グッバイ、レーニン!」でヨーロピアン・フィルム・アワーズの最優秀男優賞などを受賞する。以降、「ベルリン、僕らの革命」「青い棘」(04)で欧州での評価を高め、「ラヴェンダーの咲く庭で」(04)で英語作品に初出演。「戦場のアリア」(04)や「ボーン・アルティメイタム」(07)を経て、クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」(09)でナチス軍の英雄を演じ世界的に知られるようになる。「ラッシュ プライドと友情」(13)ではF1ドライバーのニキ・ラウダ、「The Fifth Estate」(13)ではウィキリークスの元ナンバー2ダニエル・ドムシャイト・ベルグに扮した。ジョン・ル・カレの小説をアントン・コービン監督が映画化した「A Most Wanted Man」(13)にも出演する。「パリ、恋人たちの2日間」(07)など仏女優ジュリー・デルピーの監督作でも存在感を放っている。