ジャン=ピエール・ジュネ
現代フランスを代表する映画監督。独学で映像制作を学び、TVコマーシャルやミュージッククリップを制作。マルク・キャロと組んで制作した短編映画が仏セザール賞で高い評価を得る。キャロと共同で監督した初の長編「デリカテッセン」(91)、続く「ロスト・チルドレン」で国際的にも注目を集め、「エイリアン4」の監督に抜てきされハリウッドに進出。同作を撮り終えるとフランスに戻り、世界中で大ヒットした「アメリ」(01)を監督し、ギョーム・カネとともにアカデミー脚本賞にノミネートされる。その後は、カネが脚本を担当した「ロング・エンゲージメント」「ミックマック」の2作品を発表している。