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解説

「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が、同作で人気女優となったオドレイ・トトゥを再び主演に迎えた最新作。第1次世界大戦下のフランス。脚が不自由なマチルドの元に、出征した恋人マネクの死亡通知が届くが、彼の死を信じられないマチルドは、私立探偵を雇い、マネクの戦地での足取りを探っていく。ジョディ・フォスターがフランス語で出演、音楽はデビッド・リンチ監督作で知られるアンジェロ・バダラメンティが担当。

2004年製作/134分/R15+/フランス
原題:Un long dimanche de fiancailles
配給:ワーナー・ブラザース映画

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第62回 ゴールデングローブ賞(2005年)

ノミネート

最優秀外国語映画賞  
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映画評論

フォトギャラリー

  • 画像1

Bruno Calvo/(C)2003 Productions-Warner Bros. France 2004

映画レビュー

4.0激しい空爆と爆破シーンが生々しく臨場感たっぷり・・・一瞬、聴覚を失ったような感覚に陥り、観客は塹壕の中に隠れている兵士のように凍りついた。

kossyさん
2021年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 戦争の悲惨さ、空襲を受け爆撃されるだけではなく、味方の軍の中にも悪魔が潜んでいるという異様な重苦しさをも表現している。映像は、塹壕の中、軍法会議で死罪の判決を受けた5人の兵士が連行され、ドイツ軍と対峙する中間点へ置き去りにされるところから始まった。彼らは皆、自分の手を撃ち抜いて兵役を逃れようとしたのだ・・・

 人物紹介がスピーディーに展開されるので、公式サイトで予習しておいた方が無難だと思います。『アメリ』のオドレイ・トトゥ演ずるマチルダが待ち焦がれる恋人マネクもその5人の一人。自分の指を撃ち落すシーンで度肝を抜かれます。「貧乏人が大砲を作り、金持ちが売る。そして貧乏人が死ぬ」とアジテートするシ・スー、復讐に燃える娼婦のヒモであるアンジュ、伏線となるバストゥーシュ、重要人物であるノートルダム、と覚えておきたいところです(と、公式サイトで確認)。

 ストーリーは、戦争映画とマチルダ、マネクのロマンス映画をベースに、“マネクの最期を見届けた人物”を探すため私立探偵を雇って調査をするという不思議な物語。マチルダの恋人を愛するがゆえの直感が謎の深部に突き進んでいく。列車に乗っているマチルダは「7つ数える間にトンネルに入るか、車掌が来るかすれば、マネクは生きている!」などとつぶやいたり、M・M・Mという暗号を基に恋人同士にしかわからない秘密を探っていったりと『アメリ』にも通ずる新感覚のエッセンスを発揮している。そして、笑いの要素、マチルダの実家に郵便配達人が何度も登場し、その度に笑える空間を設けてあるのです。こうやって眺めると、かなり詰め込み過ぎの感を否定できなくて、めまぐるしい展開に取り残されそうになるのが難点でした。

 登場人物がかなり多いと一人一人の描写が疎かになりがちなのに、絶妙なバランスで素晴らしい演技で惹きつけてくれます。特にティナ役のマリオン・コティヤール(『TAXI』シリーズ)が良かったし、意外な女優、ジョディ・フォスターも良かったです。彼女が脇の下をタオルで拭くという何気ない演技にノックアウト・・・後にマリオン・コティヤールが賞レースで突っ走るなんて夢にも思わなかった2005年の鑑賞だった。

【2005年3月映画館にて】

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kossy

5.0男の観点から観ました

きりんさん
2021年2月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

わざと利き手を負傷させて、
従軍から逃れようとした男5人の物語。

女性ビューアーの皆さんは多分あまり知らないことだろうが、軍隊には
「命令は絶対」、
「敵前逃亡は銃殺」という厳しい規則がある。
アメリカ軍にも。そしてもちろん自衛隊にも。

女性は、どうなさるか?
女性だから、関係ないですね。

僕は男なので、赤紙の対象者だ。
自分が兵士として徴用されること、前線に送られること、そしてこの5人のような過酷な運命に放り込まれる可能性がある=男である=ことを、幼い時から自分の事として怯えながら想像してきた。

先の日本がおっぱじめた太平洋戦争。
徴兵忌避が最も多かった都府県をご存じだろうか
「京都府」と
「沖縄県」だそうだ。

京都は、江戸政府への反感と孤高のプライドから、
そして沖縄は、そもそも明治の廃藩置県で琉球王国を失ってからまだ日も浅く、日本国民として教育を受けた時間が、未だあまりにも短い。そしておおよそ戦(いくさ)が似つかわしくない南の国の“弱い”県民性だ。

この京都と沖縄の「徴兵忌避」体質が、国家総動員法によってどれだけ非国民としての虐げを受けたか、これは想像に難くない。
しかし、それでもなお、彼らは右手の人差し指を切り落とした。そうして引きがねを引けない障害者となり、また一升瓶の醤油を飲んで病人となって徴兵検査を免れようとしたのだ。

映画は、男=マネクにとっても、女=マチルドにとっても、ハッピーエンドではない。

「ひまわり」のソフィア・ローレンのように、探し続けた女は、そして待ち続けた女は、戦場に送られた男の数だけ、存在する。

戦争は駄目だ。

・・・・・・・・・・・・

徴兵は命かけても阻むべし母・祖母・おみな牢に満つるとも

石井百代

・・・・・・・・・・・・

ギャスバー・ウリエルは前作「かげろう」も必見。

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きりん

3.5悲惨な戦争に立ち向かう女性の信念

Gustavさん
2020年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第一次世界大戦前線の極限状況の恐怖感と主人公マチルドの一途な愛の対比。オドレイ・トトウの演技は、マチルドの性格に合った強い精神力を具えて役に溶け込んでいる。戦争の悲惨さを描いた映画の中で特異な存在の作品になる。ジュネ監督のリアリズムではない、何処か御伽噺風の映像美が独特な世界観を作る。マチルドと伯父夫婦の家庭描写がいい。20世紀初頭の自然と調和を保てた時代の生活感がファンタジックな色彩で染められている。後半の捜索のクライマックスがもう一つレベルの高い表情を持ったならば傑作になっただろう。

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Gustav

3.0失う

ミカさん
2018年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

このダークな世界観は、まさしく、ジャン=ピエール・ジュネ。親を小さな頃に亡くして、足が不自由で、唯一無二の存在マネクを失うマチルドが、戦争で身内も健康も全てを失う庶民の象徴に感じました。悲しみ途方にくれるのはいつも私達。

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ミカ
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