SABU
86年、「そろばんずく」(森田芳光監督)で俳優としてデビュー。初主演作「ワールド・アパートメント・ホラー」(91・大友克洋監督)でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞する。自ら脚本を執筆した「弾丸ランナー」(96)で監督デビューを果たし、海外の映画祭でも注目を浴びる。監督作第4弾「MONDAY」(99)がベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を、「幸福の鐘」(02)がNETPAC(最優秀アジア映画賞)を受賞。「疾走」(05)、「蟹工船」(09)も同映画祭に出品された。その他の作品に「POSTMAN BLUES ポストマン・ブルース」「アンラッキー・モンキー」(ともに97)、「DRIVE ドライブ」(02)「うさぎドロップ」(11)などがある。スピード感のある映像と登場人物が走るシーンがトレードマーク。