佐々木蔵之介
京都の造り酒屋で生まれ育つ。神戸大学在学中に劇団「惑星ピスタチオ」の旗揚げに参加し、大学卒業後も広告代理店に勤務する傍ら舞台にも立ち続ける。3年ほどで会社を辞めて俳優業に専念し、1998年の退団を機に上京。当初は演劇を中心に活動していたが、00年の連続テレビ小説「オードリー」で注目を浴び、02年に「Jam Films 『HIJIKI』」で映画に初出演する。以降、「間宮兄弟」(06)や「アフタースクール」(07)といった話題作で活躍し、主演を務めたTVドラマ「ハンチョウ 神南署安積班」もシリーズ化(09~13)された。時代劇コメディ映画「超高速!参勤交代」(14)では殿様役で主演し第38回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。16年には「超高速!参勤交代 リターンズ」として続編が公開されている。その他の主な出演作に「ソロモンの偽証 前篇・後篇」「夫婦フーフー日記」(15)、「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」(16)、「破門 ふたりのヤクビョーガミ」「3月のライオン 前編・後編」「花戦さ」(すべて17)、「嘘八百」シリーズ(18、20)など。海上自衛官を演じた「空母いぶき」(19)では、第43回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞に選出された。