ロビー・ライアン
アイルランドのダブリン出身。ダン・レアリー芸術技術学院(IADT)を卒業後、2002年頃から撮影の仕事を始める。アンドレア・アーノルド監督作によるカンヌ国際映画祭の審査員賞受賞作「フィッシュ・タンク」(09)で頭角を現し、同監督の2度目のカンヌ審査員賞受賞作「アメリカン・ハニー」(16)の撮影も担当。
マイケル・ファスベンダー主演「スロウ・ウエスト」(15)などの撮影を経て、ケン・ローチ監督のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作「わたしは、ダニエル・ブレイク」(16)の撮影でも業界の注目を集めた。
ヨルゴス・ランティモス監督作「女王陛下のお気に入り」(18)でアカデミー撮影賞に初ノミネートされ、同じく「哀れなるものたち」(23)で再び同賞の候補となる。その他、近年の仕事にノア・バームバック監督作「マリッジ・ストーリー」(19)、マイク・ミルズ監督作「カモン カモン」(21)など。