エドワード・ズウィック
米シカゴ出身。ハーバード大学を1974年に卒業後、翌75年にAFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)コンサバトリーで芸術修士号を取得。「きのうの夜は…」(86)で長編映画監督デビューを果たす。
南北戦争に材を得た「グローリー」(89)でゴールデングローブ賞最優秀監督賞にノミネートされ、「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」(94)でも同賞にノミネートされた。アカデミー作品賞受賞作「恋におちたシェイクスピア」(98)ではプロデューサーとして製作に参加。同じく製作を務めた「トラフィック」(00)も同賞にノミネートされた。
共同脚本・製作・監督を兼ねた「ラスト サムライ」(03)ではハリウッド製時代劇の金字塔を打ち立て、渡辺謙がアカデミー助演男優賞にノミネートされた。その他の監督作に、製作も兼ねた「ブラッド・ダイヤモンド」(06)、「ラブ&ドラッグ」(10)など。「ナイスサーティーズ」(87〜91)をはじめ、TVシリーズの製作も多数手がけている。