ブラッド・ダイヤモンド

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

内戦下のアフリカで発見された巨大なピンク・ダイヤモンドを巡って繰り広げられる争いをサスペンスフルに描く社会派ドラマ。それぞれ異なる目的のためにダイヤの行方を追う3人の男女の運命が交錯する。冷酷なダイヤ密売人にレオナルド・ディカプリオ、ダイヤ採掘場での労働を強いられた漁師にジャイモン・フンスー、真実を求める女性ジャーナリストにジェニファー・コネリーが扮する。監督は「ラストサムライ」のエドワード・ズウィック。

2006年製作/143分/アメリカ
原題:Blood Diamond
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2007年4月7日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第79回 アカデミー賞(2007年)

ノミネート

主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ
助演男優賞 ジャイモン・フンスー
編集賞 スティーブン・ローゼンブラム
音響編集賞  
音響録音賞  

第64回 ゴールデングローブ賞(2007年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) レオナルド・ディカプリオ
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写真:Everett Collection/アフロ

映画レビュー

4.0ダイヤって誰が買ってんだ?

2023年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

難しい

最近は色々と物騒なニュースが多いが、本作でアフリカにおける紛争の側面、恐ろしさを改めて認識し、明日という日が来ることを当たり前に感じている我々日本人の生活との余りの違いに呆然としてしまう。その紛争地域を舞台に、ダイヤモンドを巡った争いを中心に話が進んでいくのだが、本作でもディカプリオの演技はピカイチ。ディカプリオの出ている映画は全て面白く、ハズレなしなのだが、本作においても簡単に映画の中に入っていける程。しかしダイヤモンドである。残念ながら(?)結婚してはいるが自分と奥様には縁のないダイヤモンド。自分の周りでも持っている、買ったという話を全く聴かないが、話題にならないだけで皆持っているのだろうか。一部の富裕層が購入しているのかなぁ。

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カンガルー

4.0面白い

2023年9月9日
Androidアプリから投稿

テーマ的には、重いテーマが盛り込まれてる。色々と考えさせられる。
その割に、登場人物三人が皆、三者三様、それぞれの思惑がすごくハッキリしてて、わかりやすい。
ラスト、誰の思いが届くのか、観ててハラハラ面白かった!

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みほきち

3.0いろいろ考えながら観てしまった

2023年7月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

惨殺シーンが結構多くて、上映時間も長いのでなかなかメンタルが疲れた…

シエラレオネの内紛と、そこに絡むダイヤモンド採掘の利権と外国の思惑。それを取り巻くのはさらにまた貧乏な黒人のアフリカVSリッチな白人の欧米、というシンプルな対立構造でもなく、アーチャーのようなアフリカ生まれの白人とマディのような欧米人では微妙に立場が違うところも、なかなか複雑。そして、主人公アーチャーは当初ダイヤモンド密輸業者(悪者)として登場するが、最後はダイヤモンド密輸問題を暴く立役者(善人)のように終わる。ここのところも「あれ?どの立場からどう見るんだっけ?」と混乱した。

映画化するには難しいテーマだったと思うが、ギリギリ善悪二元論に陥ることなく客観的な視点を保っていたかなと思う。面白かった。

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ケロケロケロッピ

4.0ダイヤの価値観を変える衝撃作

2023年7月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

壮絶な映画でした。
人は富と権力の為に何故そこまで非道になれるのか。
金で自由を手に入れたい男。
愛する家族を取り戻したい男。
闇に埋もれた事実を暴きたい女。
それらを結ぶのはアフリカの地に埋まるダイヤモンド。
それはまさに“血に染まる”ダイヤモンド。

全く容赦なく女子供を殺し、私欲の為に人をゴミのように扱う。
ゲリラと軍との狭間で夢をも持たせない生活の民間人。
この映画の半分はアフリカの実態を映すドキュメンタリーといっても過言ではない。

非常に高価な値段で取引されるダイヤモンド。
この作品を見た後、ダイヤモンドにどういった価値を見出すかは貴方次第。

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びぃあぃじぃ
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