アンジェラ・ランズベリー
イギリス出身。女優の母を持ち、若い頃から演技を学ぶ。第2次世界大戦の開戦でアメリカに移住。10代の頃にMGMと契約し、映画初出演作「ガス燈」(44)、続く「ドリアン・グレイの肖像」(45)、「影なき狙撃者」(62)で3度にわたりアカデミー助演女優賞にノミネート、後者2作ではゴールデングローブ賞最優秀助演女優賞を受賞した。 30代に入るとブロードウェイで活躍し、16年間でトニー賞を4度受賞。ミステリードラマ「ジェシカおばさんの事件簿」(84~96)の主人公として長くアメリカのお茶の間に愛された。ディズニー・アニメーション「美女と野獣」(91)のポット夫人役をはじめ、声の出演も多く務める。その他の映画出演作に「ベッドかざりとほうき」(71)、「ナイルに死す」(78)。「メリー・ポピンズ リターンズ」(18)など。04年、大英帝国勲章DBEを受章。