アレックス・ガーランド
1996年に発表した初の小説「ビーチ」でジェネレーションXの代弁者として脚光を浴び、同作は00年にダニー・ボイル監督、レオナルド・ディカプリオ主演で「ザ・ビーチ」として映画化される。続いて「28日後…」(02)、「サンシャイン2057」(07)の映画脚本を手がけ、ボイル監督と再タッグを組む。その間、小説第2作「四次元立方」がオキサイド・パン監督で「テッセラクト」(03)として映画化された。「28日後…」の続編「28週後…」(07)では製作総指揮を務め、カズオ・イシグロのベストセラー小説を映画化した「わたしを離さないで」(10)では脚本・製作総指揮を兼ねた。コミックが原作の「ジャッジ・ドレッド」(12)で脚本・製作を務め、15年のSFスリラー「Ex Machina」(15)では自身のオリジナル脚本で監督デビューを果たす。同作で英国インディペンデント・フィルム・アワードの脚本賞・監督賞をダブル受賞したほか、第88回アカデミー脚本賞にもノミネートされた。