名優ウド・キア死去、81歳 「悪魔のはらわた」、ラース・フォン・トリアー監督作など270作以上に出演
2025年11月25日 11:00

ドイツ人俳優ウド・キアが11月23日(現地時間)、カリフォルニア州パームスプリングスの病院で81歳で死去した。パートナーであるデルバート・ミクブライドがバラエティ誌に伝えた。
ドイツ、ケルン出身。英語を学ぶために渡ったロンドンでマイケル・サーン監督に見いだされ、同監督の短編「Road To Saint Tropez」(66)で俳優デビュー。「悪魔のはらわた」(73)、「処女の生血」(74)、「サスペリア」(77)など、ホラー作品の怪演で注目を集め、その後ライナー・ベルナー・ファスビンダー監督作、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(00)をはじめ数多くのラース・フォン・トリアー作品に出演。大ヒット作「アルマゲドン」(98)など多数のアメリカ映画でも脇を固める。出演作はハリウッドとヨーロッパ映画で270作品以上におよぶ。
近年も、「マイ・プライベート・アイダホ」(91)のガス・バン・サント監督の「ドント・ウォーリー」(18)やカンヌ国際映画祭の審査員賞受賞作「バクラウ 地図から消された村」、ベネチア国際映画祭ユニセフ賞受賞作「異端の鳥」(ともに19)、強烈な個性を放つ主人公を演じたロードムービー「スワンソング」(21)などで活躍。今年のカンヌ国際映画祭コンペティション出品作「The Secret Agent」(25)にも出演していた。