ライナー・ベルナー・ファスビンダー

ライナー・ベルナー・ファスビンダー
英語表記
Rainer Werner Fassbinder
誕生日
1945年5月31日
没日
1982年6月10日
出身
ドイツ/バート・ヴェリスホーフェン

独バイエルンの裕福な家庭に生まれ、子供の頃から映画漬けの生活を送る。15歳で学校を中退し、ゲイであることをカミングアウト。60年代半ばからミュンヘンのスタジオで映画を学び「愛は死より冷酷」(69)で長編映画監督デビューを果たす一方、67年からは野外劇の一座にも加わる。

「四季を売る男」(72)でドイツ国内の注目を集め、同性愛のロマンスを描いた「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」(72)、自身が主演を兼ねた「自由の代償」(75)など、演劇で培ったノウハウで低予算かつ短期撮影の作品を続々発表。「不安は魂を食いつくす」(74)でカンヌ国際映画祭の国際批評家連盟賞、「マリア・ブラウンの結婚」(79)でベルリン国際映画祭の銀熊賞を受賞し、その名を一躍世界に広める。

82年には「ベロニカ・フォスのあこがれ」で同映画祭の金熊賞を受賞。反骨と社会批評の精神をもち、ニュー・ジャーマン・シネマの担い手として情熱的に戦後ドイツ映画界を牽引する一方、夜は破滅的な生活を送り、82年6月、薬物の過剰摂取によりミュンヘンで死去した。

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