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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」あらすじ、キャラクター、考察、関連作品まとめ【金曜ロードショーで放送】

2025年10月17日 21:00

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インディ・ジョーンズの最後の冒険
インディ・ジョーンズの最後の冒険
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

日本テレビ系「金曜ロードショー」で、本日10月17日に「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が本編ノーカット放送される(午後9時~11時59分、65分拡大)。本作は、ハリソン・フォード演じる考古学者のインディ・ジョーンズが、世界中に眠る秘宝を追い求める大ヒットシリーズ第5弾にして、“最後の冒険”を描いた完結編。この記事では、あらすじ、キャラクター、独自の考察、関連作品を通し、作品の魅力に迫る。

※本記事には、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」に関するネタバレが含まれています。未見の方は、十分ご注意ください。

<目次>
【あらすじ&概要】
【キャラクター/キャスト】
【考察:インディこそが、映画史の“秘宝”】
【関連作品】
【今後の金曜ロードショー 放送ラインナップ】

画像2「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中
【あらすじ&概要】

考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズ。70歳になり、定年退職を迎えようとしていた彼の前にヘレナという女性が現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝「運命のダイヤル」の話を持ちかける。それは人類の歴史を変える力をもつとされる究極の秘宝であり、その「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者・フォラーと約25年ぶりに対峙し、全世界をまたにかけた争奪戦を繰り広げることになる。

前作「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」(2008)から15年ぶりの新作。過去4作でメガホンをとったスティーブン・スピルバーグは、ジョージ・ルーカスとともに製作総指揮を務め、「LOGAN ローガン」「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」のジェームズ・マンゴールド監督にメガホンが託された。2023年6月30日に全世界同時公開され、日本では興行収入約26億円を記録している。


【キャラクター/キャスト】 ※()内は日本語吹き替え版声優
・インディ・ジョーンズ/ハリソン・フォード村井國夫
画像3「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

考古学の教授で、これまで数えきれない冒険を繰り広げた冒険家。1944年にナチスによって略奪された秘宝・ロンギヌスの槍を奪還する冒険の際に、ナチスの科学者・フォラーと対峙した。そして、25年の歳月が流れた69年、定年退職を迎えたインディは人生最後の冒険に旅立つことに。

・ヘレナ・ショウ/フィービー・ウォーラー=ブリッジ(坂本真綾
画像4「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

1944年にロンギヌスの槍を奪還しようと、インディと共闘した故バジル・ショウの娘。自分の名付け親でもあるインディに、「運命のダイヤル」の捜索を依頼する。違法オークションを主催する詐欺師という裏の顔をもつが、その背景には、考古学者だった父親との確執が隠されていた。

・ユルゲン・フォラー/マッツ・ミケルセン井上和彦
画像5「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

ナチスの物理学者で、かつて「運命のダイヤル」をめぐって、インディと対峙した過去をもつ。その後、アメリカに渡り、NASAのエンジニアとしてアポロ計画に携わった。ダイヤルを使って、人類の歴史を書き換えるという野望を燃やしており、ナチス残党と手を組み、インディを追う。

・マリオン/カレン・アレン戸田恵子

インディの妻。ある悲劇をきっかけに、別居を選び、現在は離婚協議中。シリーズの第1作「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」、第4作「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」に続いて3度目の登場となる。

エジプトの発掘屋で、インディとは旧知の仲。現在は、中東戦争を逃れ、移住先のアメリカで家族と暮らす。「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」、第3作「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」に続いて3度目の登場となる。

・メイソン/シャウネット・レネー・ウィルソン(藤田奈央)
・バジル・ショウ/トビー・ジョーンズ佐々木睦

【考察:インディこそが、映画史の“秘宝”】
画像6「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中
●1.継承されるシリーズの精神と新たな視点

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は、時代から取り残された晩年のインディが、「自分はなぜ冒険し、何を追い求めるのか?」という“冒険家としての矜持”を探求する姿を描いている。それは、秘宝以上に大切だといえる「インディ・ジョーンズ」シリーズを貫く精神だ。

同時に、世間が月面着陸のニュースに沸き立ち、古典的なロマンが通用しない冷戦時代を舞台に、インディとは対照的な、現代的で野心家の若い女性・ヘレナが冒険の相棒を務めることで、価値観の衝突が起こり、インディの考古学に対する理想が揺らぐ瞬間は、シリーズに新たな視点をもたらしている。

●2.冒険のテーマは、残酷な“時間”の流れ
画像7「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

冒険家としての輝きを失いつつあるインディは、妻・マリオンとの別居や、息子・マット(本作には登場しないが、前作「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』でシャイア・ラブーフが演じている)のベトナム戦争での死を経験し、人生の後悔と喪失に向き合う晩年を過ごしている。

一方、映画の冒頭では、ディエイジング技術を駆使し、40年代を舞台にした若かりしインディとフォラーの因縁を、列車や飛行機を駆使したノスタルジックな冒険譚として描いており、そのギャップが強調されている。時間を操る力をもった「運命のダイヤル」をめぐる攻防戦を描いた本作は、時に残酷な“時間”の流れがテーマになっているのだ。

●3.「過去に生きたい」インディの切なる願い
画像8「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

フォラーの過ちによって「運命のダイヤル」が作動し、インディたちは紀元前212年、シラクサの戦いへとタイムトラベルする。その大胆なSF的アプローチは、公開当時、ファンの論争を巻き起こしたが、歴史の1ページを目の当たりにしたインディが現代を捨て、「このまま、過去に生きていたい」と切に願う姿は、心を揺さぶるものがあった。

画像15「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

ヘレナの機転で、現代に戻って来たインディは、過去にすがるのではなく、後悔や喪失も含めて“いま”を受け止め、愛するマリオンのもとに帰る決意をする。その穏やかな表情は、時間が奪うだけではなく、癒しと再生をもたらすという前向きなメッセージを観客に届けてくれる。

●4.結論:インディこそが、映画史の“秘宝”だった
画像9「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

ハリソン・フォードは、本作がインディ最後の冒険であると明言しており、その言葉にふさわしいエンディングを迎えた。評価は賛否両論だったが、インディに別れを告げるため、ファンにとっては必要なセレモニーという位置づけの作品になったはず。時間というテーマが、インディのキャラクター像をより深め、その郷愁をフォードが見事に演じているのも、嬉しい見どころだ。

何より長年、ロマンに満ちた冒険を追いかけていたファンならば、誰もがシリーズ最終作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を通して、インディこそが映画史に名を刻む“秘宝”であることに気付いたはずだ。フォースや特殊能力を操るわけではない、人間味溢れた冒険ヒーローが、映画ファンに届けてくれた秘宝の価値は計り知れない。


【関連作品】 ※ディズニープラスで配信中
画像10「インディ・ジョーンズ&ハリソン・フォード Timeless Heroes」 (C)2025 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスで独占配信中

ハリソン・フォードの輝かしいキャリアを、貴重な映像とともに振り返るドキュメンタリー。「インディ・ジョーンズ」シリーズをはじめ、映画史に残る数々の瞬間を一緒に目撃してきたスティーブン・スピルバーグジョージ・ルーカスといった製作者と、共演したキャスト陣が、彼が長年にわたり切り開いてきた道と、それがもたらした功績を証言する。

もちろん、フォード本人のインタビューも収録。テレビドラマの脇役からスタートし、時代を代表する大ヒット映画のアクションスターとして活躍した後は、内省的な役にも積極的に挑んで実力を発揮した。そんな俳優人生を「主役を演じるような俳優になるとは思っていなかった」と振り返るフォードは、いかにして、“Timeless”なヒーローになったのか--?

●「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」
画像11(C)2025 Disney ディズニープラスで独占配信中

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートの開園70周年を祝して、アナハイムの人気アトラクションを主観ショット(POV)で臨場感たっぷりに楽しめる映像コレクション「Disneyland 70」。全16タイトルのうち、トップクラスの人気を誇るのが「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」だ。

呪われた洞窟から、崩れ落ちる橋まで、インディ・ジョーンズと一緒に、罠や超自然的な力、蛇を避けながら、神殿の怒りから逃れるためのレースに挑む大冒険が体感できる、パークでも最もエキサイティングなアトラクションのひとつ。現在、東京ディズニーシーの「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」が長期休止になっているだけに、これを見れば“ロス”も癒されるはず。

画像12「フォードvsフェラーリ」 (C)2025 Disney and its related entities ディズニープラスで独占配信中

フォード・モーター社からル・マンでの“打倒フェラーリ”を託されたカーエンジニアのキャロル・シェルビーマット・デイモン)は、破天荒な英国人レーサーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)とタッグを組み、限られた資金と時間のなか、意地とプライドをかけた難関ミッションに身を投じる。本作が高く評価されたジェームズ・マンゴールド監督は、「シリーズに新しい世代の視点を反映させたい」というスティーブン・スピルバーグの意向から、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のメガホンを託された。

画像13「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」 (C)2025 MARVEL ディズニープラスで独占配信中

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で中心的役割を担ってきたキャプテン・アメリカを主役に描くシリーズ最新作。初代から盾を託された新たなキャプテン・アメリカことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が、敵も味方も判別できない危機的状況で、巨大な陰謀と壮大でミステリアスな戦いに巻き込まれていく。ハリソン・フォードが、サディアス・ロス大統領/レッドハルク役でMCUに初参加。巨大なレッドハルクに変ぼうし、世界の混乱を止めようと立ち上がるキャプテン・アメリカの行く手を阻む。

画像14「ライオン・キング ムファサ」 (C)2025 Disney ディズニープラスで独占配信中

シンバの父・ムファサ王の始まりの物語を描いた「ライオン・キング」(19)の前日譚。ある悲劇によって、孤児となったムファサに救いの手を差し伸べたのは、同じ年頃のタカ(後のスカー)だった。兄弟のように固い絆で結ばれた彼らは、やがて数奇な運命に導かれ、アフリカ大陸横断の冒険に出る。“約束の地”を目指す彼らに待ち受ける驚くべき真実とは--? マッツ・ミケルセンが、ムファサに恨みを持つ冷酷なライオンで、新天地を目指すムファサとタカを執拗に追いかけまわす悪役・キロスの声優を務めている。


【今後の金曜ロードショー 放送ラインナップ】
・10月24日 「ホーンテッドマンション」(※放送枠35分拡大・初放送・本編ノーカット)
・10月31日 「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」(※放送枠10分拡大・本編ノーカット)、「トイ・ストーリー・オブ・テラー!」(※地上波初放送・本編ノーカット)
・11月7日 「おおかみこどもの雨と雪」(※本編ノーカット)
・11月14日 「バケモノの子」(※本編ノーカット)
・11月21日 「竜とそばかすの姫」(※本編ノーカット)
・11月28日 「時をかける少女」(※本編ノーカット)
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