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坂口健太郎×渡辺謙「盤上の向日葵」初共演で火花を散らす夢のタッグ 二人の魂がぶつかり合う、唯一無二の魅力とは?

2025年10月11日 09:00

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熱き演技バトルに注目
熱き演技バトルに注目
©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会

孤狼の血」の柚月裕子による同名小説を映画化した「盤上の向日葵」。本作では、坂口健太郎渡辺謙が初共演を果たし、大きな見どころの一つとなっている。

画像2©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会

主演を務める坂口は、2010年に「MEN'S NON-NO」専属モデルとしてデビューし、2014年に映画「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」で俳優デビュー。その後も「東京タラレバ娘」(日本テレビ、2017)、「今夜、ロマンス劇場で」(2018)、「余命10年」(2022)など話題作に多数出演し、幅広い役柄を演じて人気を確立。昨年は海外制作ドラマ初出演を果たした、韓国女優イ・セヨンと主演を務めた韓国ドラマ「愛のあとのくるもの」も配信され、さらには今年初の海外ファンミーティングツアーも開催するなど、国内のみならず活躍の場を広げている。

画像3©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会

一方で、渡辺は1980年代から日本の映画・ドラマで活躍。「ラストサムライ」(2003)ではハリウッド進出を果たし、アカデミー賞助演男優賞にもノミネート。以降も「硫黄島からの手紙」(2006)、「インセプション」(2010)、「GODZILLA」(2014)など国際的な作品に多数出演し、日本を代表する俳優として世界的に高い評価を受けている。

坂口演じる天才棋士の上条桂介は、輝かしい活躍をみせていたが突如殺人事件の容疑者となってしまう。捜査の中で明らかになってきたのは壮絶な過去だった。酒とギャンブルに溺れる父・上条庸一(音尾琢真)と極貧生活を送る日々――しかし、そんな桂介が唯一熱中していたものが将棋だった。彼の才能を見抜き将棋を教え、親のように暖かく迎え入れた唐沢光一朗(小日向文世)や、桂介に静かな愛を注ぐ宮田奈津子(土屋太鳳)の存在によって、どん底で孤独な桂介の人生に光が差す。そんななか、渡辺演じる賭け将棋の真剣師・東明重慶と出会うことになる。

孤高の存在として将棋界を歩む東明は、桂介の才能にいち早く気付き、その姿に自分自身を重ね合わせる。彼はただの傍観者ではなく、桂介の人生に積極的に関わろうとし、何度も彼のもとを訪れるようになる。その背景には、本作の監督・熊澤尚人が、圧倒的な将棋の実力だけでなく、男のロマンに桂介は引っぱられているのだと分析しており、東明自身もまた、情熱や哀愁が漂う桂介という存在に強く惹かれていく。

画像4©2025映画「盤上の向日葵」製作委員会

渡辺はこの関係性について、「桂介はいろんなものを背負わされて生きているけれど、東明はそこには興味がなく、自分がやろうとしていることに桂介を巻き込むことで彼の内側が見え、自分の中にあるものを彼に渡したいという気持ちにつながっていく。同志というより、同じ穴のムジナ」と語る。その言葉通り、二人は互いの孤独や葛藤を本能的に理解し合っていく。

この運命的な出会いはその関係性だけでは終わらない。東明との交流を通じて桂介はこれまで経験したことのない情熱に突き動かされる一方で、深い絶望にも直面することとなる。二人の魂が交錯するその瞬間こそが、本作最大の見どころとなる。そして、2人の物語だけではなく、坂口と渡辺、世代もキャリアも異なる二人の俳優がぶつかり合うことで生まれる、唯一無二の化学反応にも注目してほしい。

盤上の向日葵」は10月31日公開。

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