【今夜放送】「ミッション:インポッシブル」トム・クルーズはなぜ無茶なスタントをやれるのか? 見どころ紹介
2024年6月7日 06:00
本日6月7日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」でトム・クルーズ主演の大ヒットスパイアクションシリーズ第1作「ミッション:インポッシブル」が放送されます。6月14日には第2作「M:I-2」、6月21日には第3作「M:i:III」を本編ノーカットで放送。「映画大好き芸人」「トム・クルーズ大好き芸人」として知られるこがけんが、見どころを語った。
テレビシリーズ「ミッション:インポッシブル」(邦題:「スパイ大作戦」)の大ファンだったクルーズが、映画の大スクリーンで続編を製作する事を立案し、初めてプロデューサーに挑戦。1996年に第1作「ミッション:インポッシブル」が公開された。
クルーズ演じるイーサン・ハントがCIAのメイン・コンピューター室に侵入する有名なワイヤーアクションは、様々な映画やドラマでオマージュされている象徴的なシーン。最高時速300キロメートル以上で疾走する超高速鉄道TGVの屋根で繰り広げられるバトルシーンも、大きな話題を呼んだ。
トム・クルーズ大好き芸人こがけんです。今週から「ミッション:インポッシブル」1~3を3週連続で放送します。今夜は、まず第1作!
トム・クルーズが演じるのは、CIA極秘諜報部隊のスパイ、イーサン・ハント。彼の所属するチームが何者かに仕掛けられた罠により壊滅! 彼は裏切り者の疑いをかけられ、組織から追われる身となってしまいます。果たして彼は、真犯人を探し出し、裏切り者の疑いを晴らす事ができるのか!?というお話なのですが……。
この作品の魅力は何と言っても、トム・クルーズの体を張ったアクションですね! 今見ても色褪せないインパクト大のシーンが次々に出てきます! お馴染みの巨大水槽が爆破するシーンや、疾走する列車の上にしがみつくシーンの迫力はもちろんのこと、なかでもズバ抜けてインパクトがあるのは、なんと言っても、“天井からトムを吊るすワイヤーアクションのシーン”ですよね!
この緊張感MAXの手に汗握るシーンは、本作がアクション映画の歴史に刻まれることを決定的にしたシーンと言えるでしょう。吊るされているイーサンのビジュアルのインパクトもさることながら、このハラハラドキドキな仕掛け、これはもう一つの発明ですね!
このシーンの影響は絶大で、本シリーズの続編でパロディされた他、沢山の映画作品でパロディされました。中でも、トムの元妻であるニコール・キッドマンが、映画「パディントン」という作品で“宙吊り”アクションを披露したんですよ、元妻がそんなことをするなんて!と、本当オーマイガーでした!
そして、何よりストーリーが面白いんですね! まぁー、面白いです!! 無駄が一切ありませんし、洗練されていて古臭さも皆無です(フロッピーとかは時代は感じますけど)! シリーズの他の作品も、もちろん面白いですが、これ程までに〝原点にして頂点〟という言葉が似合う作品はそうはありません! 初っ端から手に汗握る展開で、一気に観客を引き込み、2度とは使えない大ネタな伏線回収も見ものです。
あと、個人的に注目なのは、トムのヘアースタイルですね。本作では、誠実さと若さを感じるショートヘアー。トムの歴史の中でもショートヘアーはかなりレアで、個人的に大好きです。シリーズ通して、髪型も変化していくので、その変遷にも注目です。
本作、実はトムが彼のキャリアの中で初めてプロデューサーとしても参加した作品なんです。本作は元々「古典的なアクション映画を復活させたかった」トム自身がパラマウント・ピクチャーズに持ち込んだ企画だったんですね。1966年から7年もの間、人々に愛されたテレビドラマシリーズ「スパイ大作戦」の世界観を踏襲した上で、イーサン・ハントが所属する“IMF”というスパイ組織を描いた映画作品、それが本作「ミッション:インポッシブル」なんですね。
テレビシリーズで主役だったのはフェルプスという人物で、映画版にもフェルプスという人物自体は出てきます! ただ、ドラマ版とは立場が違って、彼は映画版ではトム演じる主人公イーサン・ハントの上司にあたるんですね。そういうわけで、世界観は引き継ぎながらも、物語は一新されているわけなんです。面白いですね。
一方、オリジナルへのリスペクトにも溢れていて、「このテープは5秒後に消滅する」というIMF当局からの指令の台詞は、ドラマ版と全く同じ、そっくりそのまま使われていますし、“ジャ ジャ ジャジャッ♪”のお馴染みのメロディも、元々のドラマ版「スパイ大作戦」のテーマ曲をちゃんと踏襲してるんですね。このテーマ曲、物語が盛り上がる絶妙なタイミングでちゃんと掛かるんですよ! その意味で、元々の「スパイ大作戦」への愛情とリスペクトをとても感じる作品になっています。
そして、スパイといえば、やっぱり007よろしくスパイ道具じゃないですか! 本作でも、〇〇を内蔵したメガネや、ガム型の〇〇などのスパイ道具が出てきます! ガム型の〇〇に関してはかなりツッコミどころも多いので、一体どんな道具なのか、楽しみにしておいてくださいね!
監督は「アンタッチャブル」や「スカーフェイス」で知られる巨匠ブライアン・デ・パルマ。アクション、スリラー、サスペンス作品などを経ての本作で、二転三転するストーリーやアクションをさすがの采配でまとめあげています。
本作は出演者が豪華なことも忘れてはいけません。フェルプス役のジョン・ボイトやエマニュエル・ベアールにエミリオ・エステベス、そして、あの「レオン」でお馴染みのジャン・レノが出演しています。実は、この作品、あの名作「レオン」がヒットした直後の出演で、彼がレオンとは打って変わってコメディチックな演技をしているところも見ものなんですね。
さらに、ビング・レイムス演じるIMFの天才ハッカーことルーサー・スティッケルという登場人物はなんと、この第1作から、最新作に至るまで全ての作品に登場するキャラなんですね。「ミッション:インポッシブル」シリーズを未見の方は、この顔は絶対に覚えておくといいでしょう!
このシリーズを通して、数々の無謀ともとれるスタントを自身でこなすトムですが、このレベルの危険なスタントは普通、トムみたいな大物俳優が自身でやるのはマネジメント目線でも製作目線でも考えられないことです。
では、なぜこんな無茶なスタントを本人がやれるのか。それは、彼自身が作品のプロデューサーに入ってるからなんですね!! これ、極端な話、自分で申請したものに自分でハンコ押してる様なものなんですよね!(笑) なんて離れ業なんでしょう! この作品で僕らが観ているものが、いかに貴重なものなのかが分かりますよね! 本作を皮切りに一気に大人気シリーズとなったその歴史の原点となる作品をあなたの目で見届けてくださいね!
脚本:デビッド・コープ、ロバート・タウン
原案:デビッド・コープ、スティーブン・ザイリアン
製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
音楽:ダニー・エルフマン
テーマ曲:ラロ・シフリン
ジム・フェルプス:ジョン・ボイト(小林勝彦)
クレア:エマニュエル・べアール(渡辺美佐)
キトリッジ:ヘンリー・ツェーニー(江原正士)
クリーガー:ジャン・レノ(佐々木勝彦)
ルーサー:ビング・レイムス(宝亀克寿)
サラ:クリスティン・スコット・トーマス(佐藤しのぶ)
マックス:バネッサ・レッドグレーブ(沢田敏子)
ハンナ:インゲボルガ・タプクティナ(内川藍維)
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トニー・レオンとアンディ・ラウが「インファナル・アフェア」シリーズ以来、およそ20年ぶりに共演した作品で、1980年代の香港バブル経済時代を舞台に巨額の金融詐欺事件を描いた。 イギリスによる植民地支配の終焉が近づいた1980年代の香港。海外でビジネスに失敗し、身ひとつで香港にやってきた野心家のチン・ヤッインは、悪質な違法取引を通じて香港に足場を築く。チンは80年代株式市場ブームの波に乗り、無一文から資産100億ドルの嘉文世紀グループを立ち上げ、一躍時代の寵児となる。そんなチンの陰謀に狙いを定めた汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユンは、15年間の時間をかけ、粘り強くチンの捜査を進めていた。 凄腕詐欺師チン・ヤッイン役をトニー・レオンが、執念の捜査官ラウ・カイユン役をアンディ・ラウがそれぞれ演じる。監督、脚本を「インファナル・アフェア」3部作の脚本を手がけたフェリックス・チョンが務めた。香港で興行ランキング5週連続1位となるなど大ヒットを記録し、香港のアカデミー賞と言われる第42回香港電影金像奨で12部門にノミネートされ、トニー・レオンの主演男優賞など6部門を受賞した。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。
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文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
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