「君たちはどう生きるか」本編映像を使用した、米津玄師の主題歌「地球儀」MV披露 新場面カット5点も
2023年12月4日 13:00
宮崎駿監督の10年ぶりとなる最新作「君たちはどう生きるか」(公開中)から、米津玄師による主題歌「地球儀」の本編映像を使用したMV(https://youtu.be/abKcYyQ1V7Y)と、新場面カット5点がお披露目された。
7月14日に全国441館で封切られた本作は、ボイスキャストとして山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、木村拓哉、大竹しのぶ、竹下景子、風吹ジュン、阿川佐和子、滝沢カレン、國村隼、小林薫、火野正平といった豪華俳優陣が参加していることでも話題を呼んだ。
さらに、海外映画祭へも続々と出品されている。第48回トロント国際映画祭には、“邦画として初”、アニメーション作品としては“世界初”のオープニング上映作品に選出。第71回サン・セバスチャン国際映画祭や第61回ニューヨーク映画祭などで上映され、世界中で注目を集めている。海外での公開も始まり、台湾(10月6日公開)では、週末興行ランキングで4週連続1位を獲得。韓国(10月25日公開)では、週末興行ランキング2週連続1位を記録し、公開13日間で観客動員数150万人を突破した。フランス(10月29日に先行公開、11月1日に本公開)でも、週末興行ランキング1位を獲得し、動員数64万人を記録。フランスでのスタジオジブリ作品の興行として、初週末の動員数の最高記録を更新した。
12月8日からは、北米でも公開される。クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューら、豪華な英語吹き替え版キャストも注目を浴びた。
11月22日からニューヨーク、ロサンゼルスの4館で先行上映が開始され、アメリカでの宮崎監督作品の劇場平均興収として、過去最高成績を記録。ニューヨークタイムズやロサンゼルスタイムズなど、各メディアから観客を後押しする好意的なレビューが発信されており、12月1日にはニューヨーク批評家協会賞のアニメ映画部門賞を受賞した。スタジオジブリ作品としては、「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「風立ちぬ」に続く4度目の受賞となった。12月8日からの本公開では、2012年に北米公開された「借りぐらしのアリエッティ」のオープニング上映館1522館を超え、スタジオジブリ作品として、北米では過去最大規模のオープニングとなる見込みだという。
米津が4年の歳月をかけて書き下ろした主題歌「地球儀」は、リリースされた7月17日に各配信サイトで軒並み1位を獲得し、デイリー・リアルタイム両ランキング合わせて25冠を達成。このほど披露された「地球儀」のMVは、1984年に公開された「風の谷のナウシカ」以来、長年にわたってスタジオジブリ作品の予告編ディレクターを務めている板垣恵一氏が手がけた。歌詞に寄り添い、美しく紡がれる映像に注目だ。
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