実写映画「ホーンテッドマンション」キャスト・俳優一覧 クセ強キャラは誰が演じた?
2023年7月30日 12:00
ディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化した「ホーンテッドマンション」(9月1日公開)。なかでも見どころのひとつが、一癖も二癖もあるキャスト/キャラクターたちです。
この記事では、出演した俳優やその経歴、役どころなどを詳しくご紹介。鑑賞のお役立ちとなれば幸いです。
本作の舞台は、ニューオーリンズに位置する壮大だけどちょっと不気味な館“ホーンテッドマンション”。新生活を始めるために医師である母親と9歳の息子がこの館に引っ越してくるのですが、この館は何かがおかしく、不可解な心霊現象が止まらない……!
この館の謎を解明するため、母と息子は助けを求めることに。集まったのは、心霊写真家のベン、神父のケント、霊媒師のハリエット、歴史学者のブルースの4人。しかし、このエキスパートたちはなにやらワケアリなようで……。館に住む変わったゴーストたち(999人)と、仕掛けられた数々のトリック。不気味な体験を通して、メンバーたちはついに館に隠された悲劇的な真実を知る――!
ハリエット:ティファニー・ハディッシュ
ケント:オーウェン・ウィルソン
ブルース:ダニー・デビート
ギャビー:ロザリオ・ドーソン
トラヴィス:チェイス・ディロン
ダン・レビ
ジェイミー・リー・カーティス
ジャレッド・レト
製作:ダン・リン、ジョナサン・アイリヒ
製作総指揮:ニック・レイノルズ、トム・ペイツマン
脚本:ケイティ・ディポルド
撮影:ジェフリー・ウォルドロン
美術:ダーレン・ギルフォード
衣装:ジェフリー・カーランド
編集:フィリップ・J・バーテル
音楽:クリス・バワーズ
ベンは、臆病な性格が見え隠れする心霊写真家。演じるのはラッパーとしても活躍をするラキース・スタンフィールド。第90回アカデミー賞で作品賞などの主要部門に多数ノミネートを果たし話題となった「ゲット・アウト」への出演でも話題になると、その後「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」では、第93回アカデミー賞助演男優賞にノミネート。その演技力の高さも折り紙付きです。
さらに、スタンフィールドは映画初主演を務めた映画「ホワイト・ボイス」では、そのコメディセンスの高さも発揮。ぱっとしない無職の青年カシアスが、やっとの思いで就職した電話営業の仕事で“ホワイト・ボイス(白人声)”を習得し、営業成績トップへのし上がっていくという、斬新で切れ味の鋭い物語をユーモラスにけん引しました。
ケントは、調子のいいセリフや行動が特徴的な“神父らしくない”キャラ。演じるのは“陽気でお調子者”という役どころを多く演じる人気俳優オーウェン・ウィルソンです。
代表作でもある「ナイト ミュージアム」シリーズや「ズーランダー」シリーズなど、コメディ作品での存在感はピカイチ。一方で、ウィルソンの魅力はその高い演技力にもあります。
ウッディ・アレン監督作「ミッドナイト・イン・パリ」では、恋に仕事に悩みを抱えながらも、1920年代のパリでさまざまな芸術家たちと出会い、次第に変わっていく難しい役どころを体現。マーベル・スタジオのドラマ「ロキ」では、“世界の時間”を監視する謎の組織のエージェントであり、主人公のロキと友情を育んでいくメビウスを熱演しました。
ハリエットは、登場人物の中でもひときわ目立つど派手な衣装が特徴的な霊媒師。演じるは、スタンダップ・コメディアン&女優として活躍をするティファニー・ハディッシュです。
ハディッシュは、全世界で大ヒットしたコメディ映画「ガールズ・トリップ」でメインキャラクターの1人を演じ注目を集め、その後はアメリカの人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でホストに抜てき(アフリカ系アメリカ人コメディエンヌとして史上初!)されるなど、一躍人気者に。
一方で、Netflixドラマ「セルフメイドウーマン マダム・C.J.ウォーカーの場合」や、映画「ザ・キッチン」などでは高い演技力をみせ、声優としても「レゴ(R) ムービー2」「ペット2」で存在感を発揮しました。
ブルースは、叫び声やその表情が印象的な歴史学者(予告編でご確認を!)。演じるのは、ハリウッドの名バイプレイヤー、ダニー・デビートです。
デビートは、アーノルド・シュワルツェネッガーとの共演作「ツインズ」や、ほか「ジュニア」「バットマン リターンズ」「マーズ・アタック!」などティム・バートン監督作品の常連としても知られています。その親しみやすさと確かな演技力に加え、唯一無二の個性が目を引きます。
本作の監督はジャスティン・シミエン。アメリカ・カリフォルニア州のディズニーランドで働いていたことがある、異色の経歴を持つ監督です。
シミエン監督は仕事の休憩時間に何度もホーンテッドマンションに乗っていたそうで、それゆえ本作には強いこだわりが詰め込まれています。アトラクションにも登場する、どこまでも続く長い廊下や、伸びる部屋などのおなじみの要素が、どのように映画化されているのかも注目してみてください。
それに加え、演技力とユーモアを兼ね備えた個性的なキャラクターたちによって生み出されるのは、“恐怖”と“笑い”のハーモニー。ようこそ、めくるめく心霊体験が待つホーンテッドマンションへ。夏の終わり、999人のゴーストたちが映画館であなたを待っています。映画が終わったその時、“1000人目”は、あなたかもしれない……。
映画「ホーンテッドマンション」は9月1日公開から公開。
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