劇場公開日 2023年9月1日 PROMOTION

ホーンテッドマンション : 特集

2023年8月21日更新

もしもディズニーランドの元キャストが「ホーンテッドマンション」の映画をガチで作ったら…そしてそれを「ホーンテッドマンション」に100回以上乗った人が観たら? ちょっと怖いけどそれ以上に楽しすぎてヤバい、何度も何度も体感したくなる最高の“アトラクション・ムービー”だった!

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こんにちは、映画.com編集部です。

突然ですが“作り手がガチ”の映画って良くないですか?

良いですよね。私たちも大好きです。

そしてディズニーがおくる最新作「ホーンテッドマンション」(9月1日公開)は、まさにそんな“作り手がガチ”な映画だったりします。本作はディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」を映画化。なにがガチなのかというと、監督がなんとディズニーランドでかつてキャスト(従業員)として働いており、仕事の休憩時間に「ホーンテッドマンション」に乗りまくっていたというんです。

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それではここでクエスチョンです。ディズニーランドの元キャストがガチでつくった映画「ホーンテッドマンション」を、アトラクション「ホーンテッドマンション」に100回以上乗るくらい大・大・大・大好きな人が観たら、果たしてどうなるのでしょうか? 楽しめるのか? 満足できるのか? それとも……。

気になって夜も眠れないので、実際に検証してみました。ガチとファンの勝負。“最強の矛”と“最強の矛”のぶつかり合い。さしずめ“矛×矛”対決――その結果はいかに?


【予告編】

あらすじや映像は予告編でチェック!


「ホーンテッドマンション」ガチ勢(仕事の休憩時間に乗りまくった)が作った映画を、「ホーンテッドマンション」に100回以上乗った人が観てきました

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検証の前に、映画をつくった人と、その映画を観る人のご紹介をさせてください。


●「ホーンテッドマンション」ガチ勢:ジャスティン・シミエン監督
かつてディズニーランドの従業員だった男性
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かつてディズニーランド(カリフォルニア州)の従業員として働いており、仕事の休憩時間にはホーンテッドマンションに乗りまくっていたらしい。今回の映画はまさに彼の元職場のホーンテッドマンションが題材なので、細部という細部を丹念にというか変態的なこだわりで再現。ホーンテッドマンション愛が爆裂してヤバい(褒めてる)。


●「ホーンテッドマンション」に100回以上乗った人:映画.com・エビタニ
それでもガチファンには及ばないと言う女性

軽い雑談のつもりで「『ホーンテッドマンション』が公開されますね」と話しかけたら、「私、ホーンテッドマンションに過去100回以上乗ったよ」と真っ直ぐな眼差しで言ってきた映画.comスタッフ。カリフォルニア州のホーンテッドマンションにも乗ったことがあるらしい。ディズニー好きとは知っていたがそこまで好きとは。なのに「本当のガチファンには私なんて遠く及ばない」などと謙遜していた。すごい世界だ。

……というわけで、エビタニが本編を鑑賞してきました。それではお待ちかねの検証結果(ネタバレなしレビュー)です、どうぞ!


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エビタニ:結論から言わせてください。監督たちのホーンテッドマンション愛、強火です。すんごい強火でした。とっても楽しかったです。

あのアトラクションが、今度はどう映像化されて、どんなストーリーになっているんだろう? 試写室の席に座り、ワクワクドキドキしながら上映を待ちます。この待っている時間、まるでアトラクションの列に並んでいるときみたいな感覚だと気づいて、それもまたワクワクが高まりつつ、ついに映画が始まりました。

正直、好きなものが映画化されるという時点で、拭いきれない不安をどうしても抱えていましたが、物語の最初から、そんな心配はスッッッッと消えていきました。監督たちのホーンテッドマンション愛に、私の心はこんがりと焼かれていき……つまり他のディズニー作品同様、すぐに世界観の虜になり、あのホーンテッドマンションが映画館にある!!と気がついたんです。


●観ているときの私の心境→「あーーーー!!」「細かすぎる再現ーーーー!!」「好きーーーー!!」
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呪われた館がスクリーンに映し出された瞬間から、もうただただ興奮するばかり。再現度の高さは驚きの一言(メイキング映像がすごいのでぜひ観てほしい!)で、あの部屋やあの絵画、そして幽霊たちの姿が見えるとついつい笑みがこぼれてしまいます。

「あ、絶対ここのシーン、アトラクションのあれ再現してるじゃないか!!!!」と叫びたくなる映像(試写室じゃなかったら本当に叫んでた)がこれでもかと続き、次はどうくる?なにが出てくる?と、どんどん楽しみになるんです。このホーンテッドマンション沼、さてはとてつもなく深いな?



なかでも、ホーンテッドマンション大好き映画監督ジャスティン・シミエンさんのガチっぷりがよく表れていて「さすが!」と思ったことは、カメラアングルでした。もちろん館の美術や幽霊たちの再現度もすごかったですが、意外にもカメラアングルに一番興奮したんです。

なぜかと言うと、要所要所で、カメラがまるでアトラクションに乗っているかのような角度から、館や登場人物をとらえてくれるからです……! 例えばボールルームでの幽霊たちの舞踏会を見下ろす映像だとか、一度でもホーンテッドマンションに乗ったことがある人はきっと「あーーーー!!」となり、ホーンテッドマンションファンは「細かすぎる再現ーーーー!!」「好きーーーー!!」と思えるところがたくさん出てきます。

まさに映画館にいながらにしてランドのアトラクションに乗っている感覚。これをIMAXや4Dで観た日には、もう、ですよ……。


●テンションが上った“ホーンテッドマンション愛”が感じられたことを挙げてみる
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ここでちょっと休憩~。私が「あ!」と叫びたくなったところを以下に一部分だけ書いていきます。あくまでも全体の一部で、映画にはもっともっとたくさんの「あ!」が待っていますので、ぜひ映画館で探してみてくださいね!

※「自分の目で確かめたいから、そんなに具体的なことは知りたくない!」というファンも多いと思うので、そういう人はここは読み飛ばし、次のセクションまでお進みください。

・皮肉たっぷりな墓石・伸びる部屋の装飾・霊の世界から戻る合図が「Ringing a bell」・無限に続く廊下と、浮いているロウソク立て・13時まである時計

繰り返しですが、映画にはもっともっとたくさんあって、その細かさたるや、シミエン監督や製作陣の“愛の火力”がよくわかります……! それでは映画レビューに戻りましょう!


●アトラクションを再現、だけじゃない! 「ちょっと怖い、でも超楽しい」の理由とは?
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アトラクションの再現度が非常に高くてオタク心をたっぷり満たしてくれる一方で、それだけじゃないのが本作のすごいところ! 映画としてのプラスαで「ちょっと怖い! でも超楽しい!」がとことん詰め込まれているんです。

まず、アトラクションに慣れていたとしても、映画になるとまた感じ方が新鮮で、しっかりと怖くなる描写(でも怖すぎない、むしろ快感!)も多々ありました。さらに、ホラーというよりは冒険アクション的な要素も強く、まるで「インディ・ジョーンズ」シリーズのようなハラハラ感も堪能。これが胸をワクワクドキドキさせて、ちょっと怖い、でも超楽しい、みたいな気分にさせてくれたんです。

そして映画のもう一つの魅力は、なんといっても登場人物! アトラクションに登場するおなじみの個性豊かな幽霊たちに負けず劣らず、生きている人間(特に心霊エキスパート4人!)のクセも強くて、ついつい声を出して笑ってしまいます。

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ドキッハラッとさせる展開と、思わず笑っちゃう陽気なやり取りは、「凍るような寒さになったり、焼け付くような暑さになったり」というホーンテッドマンションらしさを的確に表現。いい意味で、私たちを落ち着かせずに最後まで魅了してくれます。

あとあと、もっとあって、ディズニー好きな私を楽しませてくれるのが作品を彩る音楽! アトラクションでも定番のあの曲はもちろん、音楽を聴くだけで夢の国に誘ってくれるあんな曲まで、耳も心も夢中にしてくれるんです! ホーンテッドマンション好きはもちろん、ディズニー好きがこの映画を観るととってもいい気持ちになれると、自信をもっておすすめできます。


●結論:好き。大満足。監督のホーンテッドマンション愛を受け、身も心もホクホクで鑑賞終了~!
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映画「ホーンテッドマンション」良かった~! パークから出るときと同様に、最高にテンションが上がった状態で、ホクホク感に全身が包まれたまま試写室を出ることができました。

そして、この映画の特徴は、みんなでアトラクションのどの場面が、映画のどのシーンに使われたのかを話し合えること! きっと自分1人では気づけなかったいろいろなシーンがたくさんありすぎて、話しているうちにもう一度映画を観たくなるんだろうと思います。

シミエン監督のホーンテッドマンション愛、本当に深くて深くて、好きだな~! 監督のホーンテッドマンションへの解釈を読み取るのも面白く、自分の解釈と一致したり、時々違ったりもして、それもまたとっても楽しかったです。アトラクションにもまた乗りにいきたくなりましたし、身も心も満ち足りた気持ちになりました。大満足!

なので、ホーンテッドマンション好きはもちろん、ディズニーファンもとことん楽しめるはず。映画公開はハロウィンシーズンにも差し掛かる9月1日ですよ~、ぜひ映画館に集合してくださいー!


【試写会を実施】ホンテ大好きユーザーを募集&招待!
感想は…「ホンテをもっと好きに」「まさか泣くとは」

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さらに映画.comでは、「ホーンテッドマンション」が大好きなユーザーを募集し、本作の試写会に参加してもらいました。

思い思いに感想をX(旧Twitter)でつぶやいてもらったので、その一部を抜粋してご紹介していきましょう~!

・「観たあとそのままアトラクションに乗りたくなる」

・「泣いて笑って最高の映画」

・「ホンテの知識があるほど、ニヤニヤが止まらなくて常に楽しい映画」

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・「アトラクションのネタの回収がすごい丁寧! いや、まさか、あーやって回収するとは」

・「ホーンテッドマンションで一番好きなシーンが映画にあり感動しました」

・「ホンテの裏側というより深部を覗ける映画」

日本語吹き替え版声優を務めた(左から)八代拓、土屋アンナ、片岡愛之助、温水洋一
日本語吹き替え版声優を務めた(左から)八代拓、土屋アンナ、片岡愛之助、温水洋一

・「ホンテ好きさんには絶対観てほしい、全ての謎が解き明かされてスッキリしすぎた」

・「4DXでも観たい! 絶対楽しい!」

・「生者も死者も愛で溢れた素敵な映画! まさか泣かされるとは」

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・「霊との対峙で子どもはドキドキ。 生死、喪失と向き合う、大人にとっては意外と良い話」

・「怖さを勝る愛が炸裂する、圧倒の映画体験」

・「観るとホンテをもっと好きになる」


>>もっともっと感想をみたいなら、Xで「#ホーンテッドマンション大好きな人が映画版を見たら」を検索!


【まとめ】1000人目の幽霊は、あなたかもしれない…
この秋、何度も「ホーンテッドマンション」を訪れて!

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以上、ホーンテッドマンションに100回以上乗った人のアツい感想と、ホーンテッドマンション大好きユーザーの皆様の大興奮の感想をお伝えしました。ちょっと怖いけどそれ以上に楽しすぎる本作の魅力が、心の底からわかったと思います。

何度も何度も体感したくなる“アトラクション・ムービー”である「ホーンテッドマンション」。この秋は、ぜひとも映画館でご堪能いただきたく……。

999人の幽霊一同、呪いの館でお待ちしております――。

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