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アンジェラ・バセット、メル・ブルックスらにアカデミー賞名誉賞

2023年7月2日 12:00

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11月18日に表彰式
11月18日に表彰式
Photo by Emma McIntyre/Getty Images Photo by Jon Kopaloff/GA/The Hollywood Reporter via Getty Images

アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、米女優アンジェラ・バセット(「ブラックパンサー」)と米コメディ界の重鎮メル・ブルックス(「プロデューサーズ」)、映画編集者キャロル・リトルトン(「E.T.」)にアカデミー賞名誉賞、サンダンス・インスティテュートのミシェル・サターにジーン・ハーショルト友愛賞を授与すると発表した。今秋行われるガバナーズ賞で表彰される。

ガバナーズ賞とはアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの理事会が映画界に貢献した人物に授与する賞で、当初はアカデミー賞授賞式中継内で授与されていた名誉賞を独立させたもの。

バセットは「TINA ティナ」でアカデミー賞主演女優賞に初ノミネート。「マルコムX」「ため息つかせて」「ステラが恋に落ちて」「ブラックパンサー」「ミッション:インポッシブル フォールアウト」など幅広い作品で活躍し、最近は「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされている。

ブルックスは、「プロデューサーズ」で映画監督デビューを果たし、「ブレージングサドル」「ヤング・フランケンシュタイン」「スペースボール」などのコメディ映画を手がける一方で、「エレファントマン」「ザ・フライ」などのプロデューサーも務めている。

リトルトンは、「白いドレスの女」「再会の時」「シルバラード」「偶然の旅行者」「わが街」「ワイアット・アープ」などのローレンス・カスダン監督作品の映像編集者として知られ、「E.T.」「クライシス・オブ・アメリカ」「ブーリン家の姉妹」「ラム・ダイアリー」などの編集を手がけている。「E.T.」でアカデミー賞編集賞にノミネートされている。

ミシェル・サターは、サンダンス・インスティテュートのフィルムメーキングラボの創設者で、数多くのフィルムメーカーを発掘・育成してきた。また、アジア、ヨーロッパ、インド、ラテンアメリカ、中東でのサンダンス映画祭の国際的なイニシアチブをリードしてきた実績がある。映画芸術科学における人道的努力が業界に信用をもたらした人物に授与されるハーショルト賞の43人目の受賞者となる。

ガバナーズ賞は11月18日、米ロサンゼルスのフェアモント・センチュリープラザで開催される。

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