ザ・フライ

劇場公開日:

解説

科学者のセスは記者のベロニカに開発中の物質転送装置を公開する。生物の転送実験で失敗が続くが、やがてセスは自らの体を転送することに成功。しかもその後、彼の体には驚異的な活力が備わる。セスは、転送装置に一匹のハエが紛れ込んでいたこと、そしてそれが転送後にセスの体と遺伝子レベルで融合したことを知る。彼の肉体はみるみる変化し、ついには惨たらしい姿に……! 58年作「蝿男の恐怖」をリメイク。おぞましくも悲痛なドラマが展開する。

1986年製作/96分/アメリカ
原題:The Fly
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1987年1月15日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第59回 アカデミー賞(1987年)

受賞

メイクアップ賞  
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オソレゾーン

映画レビュー

3.0面白いけど、気持ち悪い。

2023年9月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

面白いけど、気持ち悪い。
覚悟して観てください。

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光陽

5.0人間と蠅との融合の結末は…!?

2023年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

デビッド・クローネンバーグ監督作品は大好きで、ほとんどの作品鑑賞していますが、その中でも本作が一番好きです。ホラー映画ではありますが、ヒューマンドラマでもあります。蠅化していく科学者の苦悩とその周りの人間達の苦悩が単純にホラーと言い表せないくらい悲しいストーリーなのです。いや~この映画本当に名作だと思いますよ。

自分の体が、どんどん退化し蝿に変化していく姿に苦悩する科学者セス。そもそも蝿男になってしまうきっかけは、単なる嫉妬心だけから来たもの。どんなに醜い姿になっても彼を案じ続ける恋人ヴェロニカ。

ブランドルフライの新生命体が誕生!しかし、どんなに醜い姿になろうとも、最後まで心は蝿ではなく人間のままなのが辛い。見るも無残な姿になったセスは、ヴェロニカが持つ銃を自らの頭に当てて殺してくれと要望する姿は、自分の犯してしまった過ちに許しをこう姿にも見えます。なんだか、切ないシーンでもあります。

が、しかし、感動映画と思ったら大間違いで痛い目にあってしまうのです。

アカデミー賞メイクアップ賞を受賞した、そのSFX(特撮)技術はものすごいものでした。いや、もうねグチャドロと言う表現がぴったしで、ある意味芸術の域に達していると思えますが、遺伝子レベルで蠅と融合してしまったわけですから、容姿、雰囲気は抜群に特異な存在となり、蝿に変貌していく過程での、皮膚がとろけ、耳がもぎ取れ、爪が剥がれ落ちる映像は、まさに見事な演出にして技術。吐き気を覚えるほどです。その強烈なグロテスク姿はトラウマ必死です。

人間って、弱いね・・・
と感じさせてくれる、秀作でした。

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だいふく

5.0アクション映画ではなくホラー映画

2023年9月3日
スマートフォンから投稿

泣ける

怖い

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まりも

4.5自分自身が、そして見知った人が変わってゆく恐ろしさ

2023年5月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

怖い

昔観たけどあんまり覚えて無かったので見返したシリーズ

美術や当時のPC等色々と古臭い部分もあるがそれらを全く気にさせない程のテーマの普遍性
精神的にも肉体的にも変化し、それは自己認識にも影響して文字通り"人が変わってしまう"様子は非常に心揺さぶられる
一瞬も飽きることなく無駄のない恐ろしく、悲しい映画
主人公がハエに変わってしまってからの行動には笑ってしまう場面もあったがコメディではなく、主人公がアイデンティティを護るための必死のもがきにも捉えられて切なさが増すものだった

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ezio
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