【3月31日はユアン・マクレガーの誕生日】おすすめ10作品まとめ ディズニープラスで楽しむ確かな演技力
2023年3月31日 09:00

本日3月31日は、スコットランド出身の俳優ユアン・マクレガーの52歳の誕生日。「トレインスポッティング」(1996)で世界的にブレイクし、1999年には「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」で若き日のオビ=ワン・ケノービ役に抜てき。同時に、良質なドラマ作品や、野心的なアート系作品でも確かな演技力を発揮し、ユニークな存在感を放っています。本記事では、そんな彼の名演を楽しむことができる、ディズニープラスで配信中の10作品をご紹介。「美女と野獣」「ムーラン・ルージュ」で披露する歌唱シーンも注目です。

ディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」を、初めて実写映画化。マクレガー演じる“大人になった”クリストファー・ロビンが、プーと奇跡的な再会を果たしたことをきっかけに、忘れてしまっていた大切なものを思い出していく姿が描かれた。「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」。そんな約束をプーと交わしたロビンだったが、大人になると仕事で多忙な日々を送り、家族との約束さえも守れない日々。時間に追われる葛藤や、プーとの思わぬ再会に抱く戸惑いを、マクレガーが繊細に演じ、大人世代の共感を集めた。

「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」(99)を皮切りに、「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」(2002)、「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」(05)で、銀河を震撼させるダース・ベイダー誕生の秘話を描いた新3部作。マクレガー扮する若きオビ=ワンは、強大なフォースを持つアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)と師弟関係を築くが、次第に両者には亀裂が。「シスの復讐」でアナキンと死闘を繰り広げた際に発した「弟だと思っていた! 選ばれし者だった!」という悲痛なセリフが心に刺さる。

アナキンがダース・ベイダーへと転落してしまった「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」から、10年後の物語を紡ぐ。マクレガーに加えて、アナキン役のクリステンセンがシリーズに復帰し、世界中のファンを熱狂させた。ジェダイを抹殺し、銀河を支配しようとするダース・ベイダー。その息子である幼きルーク・スカイウォーカー。ルークを陰で見守りながらも、帝国軍に追いつめられるオビ=ワン。3人を中心に、「シスの復讐」~「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」の“空白期間”に起こった衝撃の出来事が明らかになる。

名作ディズニーアニメを、「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン主演で実写映画化。マクレガーは、ったが、王子とともに魔女の呪いをかけられ、燭台に姿を変えられたルミエールを演じた。レディファーストで、好奇心旺盛。人をもてなすことが得意で、囚われの身になったベルを、野獣には内緒で、最高のパフォーマンスと料理で歓迎した。そこで熱唱したのが、映画を代表する名曲「ひとりぼっちの晩餐会(原題:Be Our Guest)」。歌手顔負けのパワフルな歌唱力で、ファンが愛する名シーンを大いに盛り上げた。

1928年に女性として初めて大西洋を横断した伝説の飛行士アメリア・イヤハートの波乱に満ちた冒険人生を描く伝記映画。「ボーイズ・ドント・クライ」「ミリオンダラー・ベイビー」で2度のアカデミー主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンクがタイトルロールを演じ、愛情深い夫役でリチャード・ギアが共演する。マクレガーは、アメリアの友人で、パイロットのジーン・ヴィダル役を務めた。華々しい経歴の裏で、孤独や挫折を抱えるアメリアを慰めるようになり、やがて彼女との情事に発展してしまうという役どころを、スマートに演じてみせた。

マクレガー扮する精神科医のサムは、「3日後に迫った自分の誕生日に自殺する」と予告する青年ヘンリー(ライアン・ゴズリング)を担当することに。一方、サムの恋人で自殺未遂を経験しているライラ(ナオミ・ワッツ)は、ヘンリーの言葉に関心を寄せる。予告通り、失踪したヘンリーの行方を追うサムは、やがてヘンリーの潜在意識の迷路から抜け出せなくなる。次第に現実世界が奇妙に歪み出し、精神に混沌をきたしていくサム。そんな彼の焦燥を、マクレガーが緊迫感あふれる演技で、スリリングに体現している。

マクレガーが声優を務めた、ロボットたちが暮らす世界が舞台の長編アニメーション。偉大な発明家になることを夢見る、つぎはぎだらけの旧型ロボットのロドニーを演じ、その勇気あふれるまっすぐな青年像を声で表現した。皿洗いロボットの一家に生まれたロドニーは、偉大な発明家ビッグウェルド博士の「外見が何で作られていても、誰もが輝くことができる」という言葉を胸に、大都会“ロボット・シティ”にやって来る。しかし、そこでは野心家の新型ロボットであるラチェットが、中古ロボットを一掃するという恐るべき計画を進めていた。

世紀末の仏パリ、大人気を誇る魅惑的なナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」を舞台に、女優になるためパトロンを探していた花形スターで高級娼婦のサティーン(ニコール・キッドマン)と、マクレガー演じる作家志望の青年クリスチャンが織りなす激しくも切ない悲恋を、絢爛豪華な映像と珠玉の音楽で描いたミュージカル大作。「エルヴィス」のバズ・ラーマンが監督を務めた。劇中でマクレガーは、エルトン・ジョンの名曲カバー「僕の歌は君の歌(原題:Your Song)」や、キッドマンとのデュエット曲「カム・ホワット・メイ」などを歌唱している。
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