プーと大人になった僕
劇場公開日 2018年9月14日
解説
A・A・ミルンによる名作児童文学をもとにしたディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」を、初めて実写映画化。大人になったクリストファー・ロビンが、プーと奇跡的な再会を果たしたことをきっかけに、忘れてしまっていた大切なものを思い出していく姿を描くファンタジードラマ。「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービ役などで知られるユアン・マクレガーが大人になったクリストファー・ロビンを演じ、「007 慰めの報酬」「ネバーランド」のマーク・フォースター監督がメガホンをとった。かつて「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしてプーと別れた少年クリストファー・ロビン。月日が流れ大人になった彼は、愛する妻や娘とロンドンで暮らしながら、旅行カバン会社のウィンズロウ社で多忙な日々を送っていた。しかし、忙しすぎるゆえに家族との約束も守ることができず、思い悩んでいた彼の前に、かつての親友プーが現れ……。
2018年製作/104分/G/アメリカ
原題:Christopher Robin
配給:ディズニー
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2018年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
子供のころ大好きだった本。まだ読書の習慣が身につく前、きょうだい一緒に母から読み聞かせてもらったことをぼんやり覚えている。プーさんをはじめ命を吹き込まれたぬいぐるみの動物たちと一緒に遊ぶクリストファー・ロビンが本当に羨ましかったっけ。
あのクリストファーが大人になって、すっかり仕事人間になっていた。そんな彼の前に、プーが突然現れる。困惑しながらも、元の場所に帰そうと生家に戻り、動物たちにも再会する…という話を、アニメでなく実写で映画化してくれたのが嬉しい。プーと仲間たちがぬいぐるみのモフモフ感を表現したCGで実体化され、まさに現実世界にプーたちが紛れ込んだかのような楽しさだ。
単なる懐かしさだけではない。幼いころは素朴に受け止めていたプーの言い回しが、今になって聞くと禅問答のようで哲学的な含蓄があることに気づかされる。大人になるって、人生ってなんだろうと見つめ直すことを教えてくれる。
2018年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
大人になると子供心を忘れてしまう————そんなテーマ性と共に名作「くまのプーさん」が装いを新たに蘇った。1920年代にA・A・ミルンが息子への読み聞かせの形式で著し、60年代にはディズニーが独自性を加味してアニメーションへと昇華させたあの少年とお馴染みのキャラクターたち。彼らが数十年の時を隔ててロンドンで再会する姿には、ただ見つめているだけで涙ぐんでしまうほどの崇高なノスタルジーを感じずにいられない。マクレガーが険しい表情から少年のような無邪気さを取り戻していく一方、名匠マーク・フォースターも彼らしい作品構造と描写力で物語を盛り上げる。そして肝心のプーさんときたら、本来のテディベア感を取り戻し、輪郭はアニメよりも原作に近い感じ。これらの要素が一丸となってクライマックスに向けなだれ込んでいく様も高揚感たっぷりで、ただただ無性に楽しくってたまらない。ディズニーらしい妥協なき見事な仕上がりだ。
2022年1月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
大人になったクリストファーロビンとプーさんが何十年後に再会する話。
ユアンの娘とプーさんたちが一緒に行動しているシーンが可愛らしくて癒された。
実写版プーさんは汚いって言われていたが、見ていくうちに可愛く見えるようになった。
遊び心や休む心を忘れた忙しい人に見て欲しい映画。
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子供の頃からプーさんが大好きでVHSが擦り切れる程観てました。
映画公開時もすぐ映画館で鑑賞しました。
お正月休みということで、久しぶりにこの映画を鑑賞して、心に染みました。
純粋なプーの言葉が胸に刺さり、観終わった後の何とも言えない心境。
ストーリーの展開や最後の仕事に関する解決法など、多少雑な部分はありますが、とにかくロビンが大人になってプー達と再会し、子供の頃の思い出や気持ちを思い出す、これが描かれてるだけで、プーの大ファンの自分には大満足の映画です。
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