「アバターWOW」V7! インドのスパイアクション、B・クローネンバーグ監督作など新作4本【全米映画ランキング】
2023年1月31日 16:00

1月末の北米映画市場は、先週と同じく好調で、20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」が依然としてトップに君臨しています。公開7週目にして、週末3日間の興行収入は1500万ドルを記録し、好成績をキープ。北米の累計興収は6億2000万ドルで、第95回アカデミー作品賞にもノミネートされており、同じく作品賞候補で、2022年の興収ランキングで首位に立つ「トップガン マーヴェリック」の記録まで、あと1億ドルに迫っています。
2位は、ユニバーサルのアニメ「長ぐつをはいたネコと9つの命」。公開6週目で、週末3日間の興収は1000万ドル越えの高水準を示しています。累計興収は1億4000万ドルに達し、22年のアニメ映画のなかで、「ミニオンズ フィーバー」(累計興収3億6960万ドル)に続く2位に。なお、第95回アカデミー長編アニメーション賞にノミネートされた5作品のうち劇場で拡大公開されたのは、本作と、A24の「Marcel the Shell with Shoes On(原題)」のみ(他3作品は限定公開)。「Marcel the Shell with Shoes On(原題)」は、累計興収630万ドルを売り上げています。
ヤシュ・ラージ・フィルムズのアクション「Pathaan(原題)」は、5位に初登場。祖国を狙う邪悪な計画を企てる傭兵集団のリーダーに挑む、インドのスパイの姿を描いています。週末3日間で興収590万ドルをあげ、23年に公開された外国語映画で、最も高い数字となりました。
ほか新作では、8位にブランドン・クローネンバーグ監督(「ポゼッサー」)がメガホンをとった、ネオンのスリラー「Infinity Pool(原題)」がランクイン。アレクサンダー・スカルスガルド(「ノースマン 導かれし復讐者」)、ミア・ゴス(「X エックス」)、クレオパトラ・コールマン(「月影の下で」)が共演し、架空の島でバケーションを楽しんでいた人々の運命が、ある死亡事故を境に一変するさまを描いています。週末3日間で、興収270万ドルを記録しました。
さらに9位には、ニコラス・ケイジ主演で、ヨハネの黙示録を題材にしたスリラー「レフト・ビハインド」(2014)の続編「Left Behind: Rise of the Antichrist(原題)」が初登場。突如として人類が消失するという未曽有の出来事を経て、国連のトップに立った新しいリーダーの姿を描き、週末3日間で興収230万ドルをあげました。10位は、「三体」で知られる作家リュウ・ジキンによる短編小説「さまよえる地球」を実写映画化したNetflix映画「流転の地球」の続編「The Wandering Earth II(原題)」。舞台は、太陽に異変が起こり、300年後に太陽系そのものが消滅することが判明した世界。地球ごと太陽系から脱出するという壮大な計画に挑む若者たちの物語を紡ぎ、週末3日間で興収130万ドルを記録しました。

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