流転の地球

配信開始日:

解説

「三体」が日本でも大きな話題を集めた作家・劉慈欣による短編小説「さまよえる地球」を実写映画化し、中国で大ヒットを記録したSF大作。

太陽に異変が起こり、300年後に太陽系そのものが消滅することが判明。この事態に備えて世界の国々は連合政府を設立し、地球ごと太陽系から脱出する壮大な計画を始動する。地上は急激な環境変化のため住むことができなくなり、人類は地下都市で暮らすことに。地表1万カ所に設置された「地球エンジン」によって順調に移動を続ける地球だったが、軌道のずれが生じ木星に衝突する危険性が高まる。衝突へのカウントダウンが始まる中、人類の命運を懸けた戦いが幕を開ける。

出演は「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」のウー・ジンほか。Netflixで2019年4月30日から配信。

2019年製作/125分/中国
原題:流浪地球 The Wandering Earth
配信:Netflix
配信開始日:2019年4月30日

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映画レビュー

4.0見どころ満載、SF大作2本分のこってり感

2020年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

日本円換算で製作費約55億円(中国のSF映画で過去最大)、昨年に中国と北米・オーストラリアで公開され、本国で史上3位の興行収入を達成した超大作。太陽系が300年以内に破滅すると分かり、世界各地に推進装置を建造して地球ごと別の恒星系へ移動するという、笑っちゃうほど壮大な話だが、セットの質感もVFXのクオリティも予想以上で、大いに楽しめた。

木星でスイングバイしようと接近した際に推進装置がトラブって軌道がずれ、このままでは木星の重力につかまって衝突するという事態に。地上ではベテランから若者まで多様な面々が装置の復旧に命を懸け、一方で地球をガイドする宇宙ステーションでもある飛行士の孤独な戦いが展開。地球でのチーム戦と宇宙での個人戦の双方に見どころが多く、それぞれで映画1本作れるのではという充実ぶり。SFの過去の名作・話題作を彷彿とさせる設定や展開も多々あり、ジャンルのファンなら一層楽しめる。

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高森 郁哉

3.5鑑賞後の満足度○ 『妖星ゴラス』+『さよならジュピター』+チャイナ・マネー、あと足りないのはハリウッドの一流職人監督の演出力かな。

2024年3月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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もーさん

3.0タイトルなし

2022年5月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ストーリーはともかく、映像のクオリティは想像以上だった。
ハリウッド大作にも引けを取らない。

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hato

4.0やはりパソコン・宇宙開発先進国の中国の潜在能力とは!

2021年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

地球移動と言うのは日本が最初に考え出した概念(1962年「妖星ゴラス」)ですが、近年の中国は侮れないと痛感しました。CGの進歩によりリアルな描写ができることが大きかったと思います。
内容はハリウッド映画とほとんど変わらないレベル。興味ある人はネットフリックスに入会して観て見ればよいと思います。意外と人間描写ができていて誰が観ても飽きないです。

パソコンや宇宙開発で遅れてしまった日本は、最近元気がないようです。
中国をよいしょするわけではないけど、侮れない相手だと痛感します。

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プリッド
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