パク・チャヌク6年ぶりの最新作「別れる決心」2月17日公開 刑事と容疑者が惹かれ合う愛のサスペンス
2022年12月1日 08:00

カンヌ国際映画祭コンペティション部門監督賞受賞作で、本年度のアカデミー賞国際長編映画賞部門の韓国代表に選出されたパク・チャヌク監督最新作「Decision to Leave(英題)」が、「別れる決心」の邦題で2023年2月17日に公開される。このほどメインビジュアル、予告映像が披露された。
「オールド・ボーイ」(03)で第57回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。その後「渇き」(09)、「イノセント・ガーデン」(13)、「お嬢さん」(16)などで知られるパク監督の6年ぶりの最新作は、サスペンスとロマンスが溶け合う珠玉のドラマ。韓国では公開後に発売された脚本集がベストセラー1位を獲得、決めセリフがSNSで流行、BTSのメンバーRMも複数回鑑賞するほどハマったと自身のSNSで報告するなど、社会現象といえるブームを巻き起こしている。さらに先日開催された韓国の“アカデミー賞”とも称される映画祭、青龍賞では監督賞をはじめ6冠を獲得している。
主演は「殺人の追憶」(03)、「グエムル 漢江の怪物」(06)とポン・ジュノ監督作品への出演で一躍注目を集め、幅広い分野で活躍しているパク・ヘイルと、アン・リー監督「ラスト、コーション」(07)でヒロインを演じ一躍国際的な女優としての地位を確立、「ブラックハット」(15/マイケル・マン監督)でハリウッドにも進出しているタン・ウェイ。
物語は、刑事ヘジュン(パク・ヘイル)が、崖から転落死した男の妻ソレ(タン・ウェイ)の調査を開始することから始まる。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしかヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたヘジュンに特別な想いを抱き始める。

公開された予告編は、山での転落死事件をきっかけに、“刑事と容疑者”として出会ったふたりが、疑いを抱きつつ惹かれ合う様をサスペンスとロマンスが一体となった映像で表現。「私たちのこと秘密ですよ」とささやくソレの言葉が想像を掻き立てる先の読めないドラマは、映画史上屈指の“美しくも残酷な結末“に向かって突き進む。2023年2月17日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
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