子どもといっしょに楽しめる!ハロウィン映画10選
2022年10月26日 10:00
すっかり日本にも定着し、今やクリスマスと同じくらいの盛り上がりを見せるハロウィン。子どもがいる家庭では、当日に向けて部屋を飾りつけたり、お菓子を準備したり、パーティを計画している人も少なくないはず。本記事では、そんなハロウィンムードをさらに盛り上げる映画をピックアップ。小さなお子さんと楽しめるファンタジー映画から、大人もドキッとするようなホラー・コメディまで10本を紹介します。
ホラー映画にはまだ早い小さな子どもには、かわいい魔法使いやモンスターが登場する作品がおすすめ。少しくらい怖くてもへっちゃらな子には、ちょっとしたバトルや、スリリングなシーンがある映画を見せてあげると喜びそう。
人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場アニメ第2弾。物語の舞台は、少し肌寒くなってきた秋の日。すみっコたちは湖へキャンプに出かけたり、不思議な魔法使いの兄弟と出会ったり。前作から続投された井ノ原快彦さんと本上まなみさんの優しいナレーションとともに、ほのぼのとした日常とメルヘンチックな魔法の世界が描かれます。魔法使いたちのナイトパーティはまるで遊園地のパレードのようで、小さな子どもたちはきっと目を輝かせるはず。優しい世界観に大人もほっと癒される映画です。
娘を溺愛するドラキュラパパ、外の世界に興味津々なドラキュラの娘、そして好奇心旺盛で怖いもの知らずな人間の青年が巻き起こす大騒動を、歌とダンスも交えてコミカルに描いた人気シリーズ第1作。ドラキュラをはじめ、ミイラ男やフランケンシュタインなど、次々と個性豊かなモンスターが登場するので、ハロウィン気分が盛り上がること間違いなし。吹替え版声優はドラキュラ役を山寺宏一、娘のメイヴィス役を川島海荷、青年のジョナサン役を藤森慎吾が担当しています。
韓国発の3Dアニメ「スプーキッズ」シリーズの劇場版。バンパイア、オニ、ゾンビ、フランケンシュタイン、キョンシーの子どもたちが、夜の小学校で騒動を繰り広げます。ある日、スマホを拾ったことをきっかけに、人間の少女ハナと出会ったバンパイアのキュラ。ふたりが少しずつ友情を育む様子に加えて、おばけハンターとのスリリングな攻防が展開していきます。キッズ向けのかわいらしいキャラクターデザインですが、大人もハラハラドキドキが楽しめる作品です。
英児童書「ふしぎなマチルダばあや」を映画化したファンタジー・コメディ。悪戯な7人の子どもたちに手を焼いた男やもめの父親が、不思議な力を持つ乳母を雇ったことから巻き起こる波乱の日々と、子どもたちの成長を描いた作品。エマ・トンプソンが主人公の魔法使いを演じたほか、コリン・ファース、アンジェラ・ランズベリー、トーマス・ブロディ=サングスターらが出演しています。子どもたちが仕掛ける強烈な悪戯にぎょっとしつつも、大人もつい大笑い。マジカルな世界観にワクワク、最後は大団円にほっこりするファミリー映画です。続編「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」も製作されています。
アメリカの人気テレビアニメを実写映画化したファンタジック・コメディ。「アダムス・ファミリー(1991)」のクリスティーナ・リッチが主人公を演じています。人懐っこいキャスパーはおばけというよりも魔法使いのようで、子どもたちも「こんなおばけなら友達になりたい!」と声を弾ませるはず。生き生きと飛び回るゴーストや、ジェットコースターのような仕掛けがあるお屋敷など、子ども心をくすぐる要素がいっぱい。束の間、人間の姿を取り戻したキャスパーとのダンスも、ちょっとしんみりしますが記憶に残る素敵なワンシーンです。
子ども向けのおばけ屋敷や、「ハリー・ポッター」シリーズが楽しめるくらい成長したら、もう少し刺激的なダークファンタジーやホラーに挑戦。家族や友達といっしょに見れば、絆が深まるかも?
これぞ、ハロウィンの定番映画! ティム・バートンが原案・製作を手がけ、ハロウィンタウンの住人たちが繰り広げる騒動を美しい映像と歌で描いたストップモーションアニメ。ディズニーランドのホーンテッドマンションも、年明けにかけて本作をモチーフにした期間限定プログラムに代わり、“カボチャ王”ジャックたちがホリデーシーズンを盛り上げます。独特な世界観をもつバートン作品は、「コープスブライド」「フランケンウィニー」などハロウィンにぴったりな作品ばかり。家族や友人と、毎年1本ずつバートン作品を鑑賞していくのもおすすめです。
ハロウィンに復活した魔女三姉妹と子どもたちの戦いを描いたホラー・コメディ。ベット・ミドラー、サラ・ジェシカ・パーカー、キャシー・ナジミーが、子どもの精気を吸い取って若返ろうとする魔女をコミカルに演じています。子どもたちを狙う悪役なのに、お調子者でどこか憎めない魔女三姉妹。残酷な描写も多少ありますが、「ヘンゼルとグレーテル」のようなちょっと怖いおとぎ話が好きな子におすすめです。約30年ぶりにオリジナルキャストが再集結した続編「ホーカスポーカス2」もDisney+で独占配信中。
アメリカの名作コミックを映画化したファミリー向けホラー・コメディ。古い洋館に住む風変わりなアダムス一家が、彼らの財産を狙う悪党たちとバトルを繰り広げます。手首から先だけしかないハンドや、青白い大男のフェスターなど、刺激的なビジュアルのキャラクターも登場しますが、物語を通して描かれるのは温かな家族愛。見終わった後は、きっとアダムス一家が大好きになります。続編「アダムス・ファミリー2」に加えてアニメ映画も製作されたほか、Netflixシリーズ「ウェンズデー」も近日配信予定(11月23日よりNetflixで独占配信)。
大ヒット映画「ゴーストバスターズ」シリーズの約30年ぶりの正統続編。元祖ゴーストバスターズのメンバーのひとり、スペングラー博士の孫たちが祖父の意志を受け継ぎ、ゴースト退治に挑みます。メガホンをとったのは、前2作を手掛けたアイバン・ライトマン監督の息子ジェイソン・ライトマン監督。劇中にはお馴染みのガジェットに加えて、ビル・マーレイらオリジナルキャストも登場するなど、ノスタルジー要素も満載です。フィン・ウルフハード扮する主人公の兄が無免許で運転するシーンがあるためPG12指定になっていますが、小学校中高学年くらいであれば楽しめます。
ジャック・ブラック主演で、児童向けホラー小説を実写映画化したファンタジー・ホラー。雪男や狼男、不気味な腹話術人形など、本から逃げ出したモンスターたちとの死闘に加えて、秘密を抱えたヒロインとのラブロマンスや主人公の成長が描かれます。児童書が原作ですが、大人もドキッとするようなシーンがあるので、小さな子や怖いのが苦手なお子さんはご注意を。ジャック・ブラック以外はキャストが一新されていますが、続編「グースバンプス 呪われたハロウィーン」はまさにハロウィンが舞台の物語。今後、Disney+オリジナルシリーズとして、新ドラマの制作も予定されています。
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父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
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奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
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