伝説のファンタジー「ウィロー」が、34年振りによみがえる! 新作ドラマ、11月30日配信開始&予告完成
2022年9月13日 13:00
ジョージ・ルーカスが原案と製作総指揮を務め、ロン・ハワードがメガホンをとった映画「ウィロー」(1988)の20年後を舞台にしたドラマ「ウィロー」が、ディズニープラスで11月30日に配信されることが決定。あわせて、壮大なスケールの予告編(https://youtu.be/5yqnbBAFHAI)とキービジュアルもお披露目された。
魔法使い見習いのウィローが、仲間たちとともに、邪悪な魔女から世界を救う冒険譚「ウィロー」(88)。勇者たちが剣と魔法を駆使するファンタジックな世界を、当時の最先端視覚効果で描き切った同作は、以降のファンタジー作品に大きな影響を与える伝説の作品となった。34年の時を経て、ディズニープラスのオリジナルシリーズとして製作される「ウィロー」の舞台は、前作から20年後。ウィローたちの活躍で、闇の勢力は王国から追放されたはずだったが、邪悪な気配をまとう新たな脅威が動き出す。再び王国に危機が迫るとき、ウィローと若き冒険者たちの神秘に満ち溢れた旅が始まる。
米アナハイムで9月9日~11日(現地時間)に開催されたディズニーファンのためのイベント「D23 EXPO」では、予告編がお披露目。時を経て伝説になった魔法使い見習いウィローと新たな仲間たちがたどる、危険な旅路が映し出されている。偉大な冒険を終え、自分の村で静かに暮らすウィローの平穏な生活は、王国の危機の知らせで終わりを告げる。半ば無理やり旅に参加させられるウィローだが、かつての仲間で王国の女王ソーシャが自身の助けを求めていることを知り、彼は再び危険に身を投じる覚悟を固める。
映像では、ウィローの仲間たちが続々と登場。ソーシャの娘で、反骨精神あふれるプリンセスのキット、キットの親友ジェード、子どもの頃から魔法使いに憧れていたグレイドン、城のキッチンメイドで王子エイクに恋心を抱くドーヴ、そして粗野で一匹狼のブアマンらの姿が切り取られている。さらに、彼らが冒険する神秘の世界の造形、手に汗握るソードアクションと魔法バトル、禍々しい闇の勢力など、見どころ満載の映像に仕上がった。
前作から引き続きウィローとソーシャを演じるのは、ワーウィック・デイビスと、ジョアンヌ・ワーリー。ルビー・クルス(ドラマ「キャッスル・ロック」)がキット、エリン・ケリーマン(ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」)がジェード、トニー・レボロリ(「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」)がグレイドン、エリー・バンバー(「くるみ割り人形と秘密の王国」)がドーヴ、デンプシー・ブリク(「ザ・サイレンス 闇のハンター」)がエイク、アメール・チャダ・パテル(「アラジン」)がブアマンを演じ、注目の若手俳優陣が集結した。製作陣には、ハワード監督をはじめ、ルーカスフィルムの社長を務めるキャスリーン・ケネディ、「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」の脚本を手がけたジョナサン・カスダンらが名を連ねている。
「D23 Expo」では、デイビスが、本作に出演している娘アナベルと登壇。「ウィローを再び演じたいと思っていたので、本当に素晴らしい経験になりました。娘のアナベルをはじめ、新キャストの皆さんは素晴らしかったです。新しいキャラクターが加わって、混ざり合うのはとても良いことなんです」と喜びを語った。
さらに、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「トゥルー・ロマンス」などで知られるクリスチャン・スレイターが、バル・キルマーが演じたマッドマーティガンの友人役に扮することがサプライズ発表された。スレイターは、「ファンタジーやSFが大好きで、この作品に参加できたことは、夢が叶った思いです。演じたのはとてもおもしろいキャラクターで、アドリブを入れたり、その場でいろいろ思いついたことを試したりして、撮影を楽しみました」と明かした。
「ウィロー」は、ディズニープラスで11月30日に配信される。「D23 Expo」の登壇者のコメントは、以下の通り。
この会場にはたくさんの魔法があるようだ。「ウィロー」は僕の心の中の特別な場所にある。どこにでもいるようなキャラクターだけど、大方の予想に反して、強い力を持つヒーローだ。以前からのファンのみなさんと新しいファンのみなさんと一緒に、この魔法の世界とウィローの物語の次の章を始められることを嬉しく思います。戻ってくることができて本当に光栄です。
私たちは前作でもとても楽しい時間を過ごしたから、また一緒にいられることは本当に嬉しかったわ。この作品は待ち望まれたものだから、またこの作品を作れることは素晴らしいことだと思う。それと、このキャラクターを演じるのも嬉しいわ。彼女は素晴らしい人だから。とても楽しかったわ。
ジェイドが剣を持って戦うシーンがたくさんあります。戦いのシーンは作品全体を通して壮大に繰り広げられます。アクション・シーンもすべて自分で演じました。
(自身が演じる)ドーヴに関しては、決断の旅です。彼女自身が知ること以上に、もっとたくさんの物語があります。それと、笑いも満載です。
私が演じているキットという役の情熱的なところを大切にしました。彼女はすごく大胆な性格なんです。それに悩みもたくさん抱えています。自分探しをしているんです。誰でもそうだと思いますが、旅を通して、自分について学び、自分を愛することを学ぶ、というものです。
魔法のようでした。みんなが長い間見ていなかったあの世界に足を踏み入れることは素晴らしい感覚でした。みんなに見てもらえることにワクワクしています。楽しみにしてもらえることがたくさんあります。
僕はとても圧倒されました。最初にセットに入った時は幻覚を見ているのかと思いました。自分の人生で騎士を目にするなんて想像もしていなかったので。10人くらいの騎士が僕の側を通りすぎて行ったんです。
(前作の)公開時に僕は生まれていましたよ。僕にとっては(本作のセットに入ることは)もっと恐ろしいことでしたよ。だって、この人たちは圧倒的なヒーローで、伝説の人たちでしたから。とても怖かったですね。
ファンタジーやSF作品が大好きなんです。だからこの作品に参加できるのは正直、本当に夢が叶った思いです。それにみなさんと一緒に仕事ができたのも素晴らしいことでした。あなた(ワーウィック・デイビス)は伝説ですから。子どもの頃からずっとあなたを見ていましたよ。他のキャストの皆さんもみんな素晴らしい。このファミリーの一員になれて、ワクワクしました。とても楽しい役で、驚いたことに、アドリブもたくさんやらせてもらえました。撮影しながら自分たちで作り上げて、楽しかったですね。
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