街で出会う男たちが、全員同じ顔…「エクス・マキナ」監督×A24タッグ作「MEN」12月9日公開&特報完成
2022年9月8日 16:00

「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランド監督と、「ヘレディタリー 継承」「ミッドサマー」などで知られる気鋭の映画スタジオ・A24がタッグを組む「MEN(原題)」が、「MEN 同じ顔の男たち」の邦題で、12月9日に公開されることが決定。マギー・ギレンホール監督作「ロスト・ドーター」で、第94回アカデミー助演女優賞にノミネートされたジェシー・バックリーが主演を務め、同じ顔をした男たちが次々と現れる恐怖に慄く女性を演じた。
「MEN 同じ顔の男たち」は、夫の死を目撃した女性が心の傷を癒すため、自然溢れる美しいイギリスの田舎街を訪れるが、そこで現れる男たちが全員同じ顔をしているという不穏な物語。長編デビュー作となったSFスリラー「エクス・マキナ」が第88回アカデミー視覚効果賞を受賞し、脚本賞にもノミネートするという快挙を果たしたガーランド監督が、完璧な構図と鮮やかな色彩で織りなす圧倒的映像美で、胸をざわつかせる恐怖を描き出す。
チャーリー・カウフマン監督作「もう終わりにしよう。」で脚光を浴び、「ロスト・ドーター」でオスカーノミネートを果たしたバックリーが、夫ジェームズの死を目撃した過去のトラウマと、同じ顔の男たちの恐怖と対峙するハーパーを体現。次から次へと現れる同じ顔をした男たちを演じるのは、「007 慰めの報酬」から「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」までの「007」シリーズに、ビル・タナー役で出演したロリー・キニア。ハーパーが出会う豪華なカントリーハウスの管理人ジェフリーをはじめ、少年、牧師、警察官など、何人もの不気味な男たちを怪演した。
あわせて披露された特報は、ハーパーが車を運転し、田舎街へやってくるシーンから始まる。宿泊先を気に入った様子で、「とても美しい家ね」と呟き、庭先にあるリンゴをおもむろにかじるハーパー。彼女が街を散策しているうちに見つけた廃トンネルに入り、発声すると、声が反響し始める。そして、その声に呼応するかのように、不穏な出来事が連鎖していく――。目の前に現れた男は突然姿を消し、木から大量の林檎が落下し、“何か”が恐ろしい叫びとともに襲い来る。映像は再びトンネルに戻り、遠くにいる男が不気味な声を上げながら向かってくるさまが活写され、正体の見えない恐怖への想像を掻き立てられる仕上がりとなった。
本作は、第75回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映され、ラストに展開するトラウマ必至の20分間に、度肝を抜かれる観客が続出。「ベイビー・ドライバー」「ラストナイト・イン・ソーホー」のエドガー・ライト監督は、「熱を帯び、眩暈(めまい)を誘うアレックス・ガーランド監督の『MEN』は最高だった。想像を超える役者たちの演技と目を見張るVFXも見逃せない!」と絶賛している。
「MEN 同じ顔の男たち」は、12月9日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。R15+指定。
(C)2022 MEN FILM RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
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