ドウェイン・ジョンソンが世界を救わない“最恐”アンチヒーローに DC最新作「ブラックアダム」12月2日公開
2022年6月9日 13:00
「THE BATMAN ザ・バットマン」「ジョーカー」のDCと、「ワイルド・スピード」「ジュマンジ」シリーズなどで知られるドウェイン・ジョンソンがタッグを組んだ「ブラックアダム」の公開日が、12月2日に決定。あわせて、特報映像がお披露目された。
ジョンソンは、主人公ブラックアダムを演じ、製作総指揮を兼任。5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダムが、世界を救わない“最恐”のアンチヒーローとして大暴れする。そんな暴君ぶりをみかねたスーパーヒーロー軍団「ジャスティス・ソサエティ」が、彼の前に立ちはだかる。「ヒーローは人を殺さない」という言葉に対し、「俺は殺す」と返すなど、スーパーヒーローとしての一線を軽々と踏み超えていく。
圧倒的な存在感を放つキャラクターに扮したジョンソンは「ブラックアダム以上に自分のDNAに語りかけてくるものはいない」と語る。自身のトレーニングで驚異的な体を仕上げ、コスチュームにおける“体を大きくみせるための詰め物”を断固拒否。自身の筋肉だけで表現されたその体で、詰め物ナシのコスチュームを着た時に「俺はブラックアダムだ」と感じたという。さらにブラックアダムの登場により「DCユニバースのヒエラルキーが変わる」と明言している。
公開された特報は、飛行を警告してきた戦闘機の翼を片手でへし折るブラックアダムの姿を活写。武器で攻撃されても表情を変えず、一瞬で空中に蹴散らすなど、圧倒的な強度とケタ違いのパワーの片鱗を確認できる。
監督は「ジャングル・クルーズ」でもジョンソンとタッグを組んだジャウム・コレット=セラ。「エスター」「ロスト・バケーション」などジャンル映画で気を吐くビジュアル派の鬼才が、スーパーヒーロー映画に初参戦を果たし、破壊神とヒーローチームの一大バトルを圧倒的スケールで描き出す。
「ブラックアダム」は、12月2日から全国公開。