オバマ元米大統領、2021年のお気に入り映画14本を発表 「ドライブ・マイ・カー」も選出
2021年12月18日 10:00

無類の映画好きとして知られるバラク・オバマ元米大統領が、2021年に公開された映画からお気に入りの作品14本を自身のTwitterで発表。世界の映画賞で快進撃を続けている濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」も選出された。
オバマ元米大統領は、「芸術は常に心を支え、栄養を与えてくれます」といい、選出した作品はどれも「力強い物語を語っており、みなさんが私と同じように楽しんでくださることを願っています」と推薦している。
「ドライブ・マイ・カー」は、村上春樹原作の同名短編を西島秀俊主演で映画化したもので、妻を亡くした舞台俳優で演出家と寡黙な専属ドライバーの絆を描いた物語。カンヌ国際映画祭で4冠、ゴッサム賞で国際映画賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞で作品賞を受賞する快進撃を続けており、米アカデミー賞ノミネートも期待されている。
ほかには、スティーブン・スピルバーグの「ウエスト・サイド・ストーリー」、俳優のレベッカ・ホールが長編初監督を務めた「PASSING 白い黒人」、ジェーン・カンピオン監督の「パワー・オブ・ザ・ドッグ」、ジョエル・コーエンの初単独監督作「マクベス」、マイク・ミルズ監督の「C’mon C’mon(原題)」など、いずれもオスカー候補として注目を集めている作品がリストに載った。
さらに、ニコラス・ケイジがトリュフハンターを演じた復しゅう劇「Pig(原題)」、低予算の西部劇でティム・ブレイク・ネルソン主演の「Old Henry(原題)」、ポール・シュレイダー監督の「The Card Counter(原題)」も選ばれている。リドリー・スコット監督の歴史大作で興行的に失敗した「最後の決闘裁判」が選出された一方で、もうひとつのスコット監督作で観客の心を掴んだ「ハウス・オブ・グッチ」は選出されなかった。
オバマ前大統領選出の21年のお気に入り映画は以下の通り(オバマ前大統領の発表順)。
「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」
「ウエスト・サイド・ストーリー」
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
「Pig(原題)」
「PASSING 白い黒人」
「The Card Counter(原題)」
「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」
「The Worst Person in the World(原題)」
「Old Henry(原題)」
「最後の決闘裁判」
「マクベス」
「C’mon C’mon(原題)」
「アイダよ、何処へ?」

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