トム・ホランド版「スパイダーマン」新3部作が準備中 ソニーとマーベルの関係も継続
2021年12月2日 11:00

大ヒットシリーズ第3弾「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」の世界公開を控えるなか、同作のプロデューサーであるエイミー・パスカルが、シリーズ継続の計画を明らかにした。
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」は、「スパイダーマン ホームカミング」(2017)、「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」(19)に続く第3弾。トム・ホランドがスパイダーマンことピーター・パーカーを演じ、ソニー・ピクチャーズがマーベル・スタジオと共同で製作を手がけている。
「スパイダーマン」の映画化権を保有するソニー・ピクチャーズは、トビー・マグワイア主演、サム・ライミ監督の「スパイダーマン」3部作と、アンドリュー・ガーフィールド主演、マーク・ウェブ監督による「アメイジング・スパイダーマン」2部作を独自に製作。その後、マーベル・スタジオと歴史的なパートナーシップ契約を締結した。
その結果、ホランド演じるスパイダーマンを「キャプテン・アメリカ シビル・ウォー」や「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」といったマーベル作品に出演させることと引き替えに、「スパイダーマン ホームカミング」と「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」にマーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長がプロデューサーとして参加している。
しかし、「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」がソニー・ピクチャーズ史上最高となる世界累計興収11億ドルを突破すると、両社の関係が悪化。主演のホランドが仲介役を務め、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」の製作に漕ぎつけたことが知られている。
このほど、同シリーズのプロデューサーを務めるパスカルは、米Fandangoのインタビューで「これはマーベルと一緒に作る最後の映画ではなく、(スパイダーマンの)最後の映画でもありません」とコメント。「私たちはトム・ホランドとマーベルと共同で次の『スパイダーマン』を製作する準備をしており、これを3部作のひとつと考えています」と、新3部作を企画中であることを明かしている。
なお、ソニー・ピクチャーズは「ヴェノム」とその続編の「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、ジャレッド・レト主演の「モービウス」など、「スパイダーマン」に登場する悪役を主人公にした映画を製作しているが、これらの作品にマーベル・スタジオは関与していない。
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」は、2022年1月7日に公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ