ラキース・スタンフィールド、ビクター・ラバルのホラーファンタジー小説ドラマ化に主演
2021年9月6日 10:00
大ヒットスリラー「ゲット・アウト」「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」などで知られる人気俳優ラキース・スタンフィールドが、ビクター・ラバルの小説「The Changeling(原題)」をもとにした米アップルの新ドラマに主演することがわかった。
原作は米ニューヨークを舞台に、幼い頃に父が蒸発したトラウマを持つアポロが、大人になり愛する妻エマと子どもと幸せに暮らしていたが、突然今度はエマが子どもとともに姿を消し、アポロはふたりを探す旅に出るというホラーファンタジー。おとぎ話と最新テクノロジーを融合したような作品で、2018年の世界幻想文学大賞長編部門を受賞している。
米バラエティによれば、新ドラマはマーベル映画「ヴェノム」シリーズのケリー・マーセルが脚本、ショーランナー、制作総指揮を手がけ、長編初監督作「クイーン&スリム」が高く評価されたメリーナ・マツーカスが監督、制作総指揮を務める。ほかに、スタンフィールド、アンナプルナのミーガン・エリソン、スー・ネイグル、パトリック・チュウが制作総指揮に名を連ねる。
スタンフィールドは、「ゲット・アウト」のダニエル・カルーヤと共演した映画「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」(2021)で第93回米アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。そのほかの代表作はドラマ「アトランタ」、映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」「ホワイト・ボイス」「アンカット・ダイヤモンド」など。また、現在Netflixで配信中のアニメシリーズ「ヤスケ」では織田信長に仕えた黒人の侍、弥助の声を演じている。