「DUNE デューン」日本語吹き替え版に入野自由、皆川純子、森川智之ら 実力派結集
2021年8月31日 08:00
「ブレードランナー2049」「メッセージ」のドゥニ・ビルヌーブ監督最新作「DUNE デューン 砂の惑星」の日本語吹き替え版声優が発表された。ティモシー・シャラメ演じる主人公ポール・アトレイデスを「君の名前で僕を呼んで」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」など、シャラメの吹き替えを務めてきた入野自由が担当する。
本作は、かつてデビッド・リンチ監督によって映画化もされたフランク・ハーバートのSF小説を新たに映画化。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、“未来が視える”能力を持つ青年ポールの運命、宇宙世界の混迷が描かれる。
ポールの母親で、周りに流されない強い意志を持つレディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)には、アニメ「テニスの王子様」の主人公・越前リョーマ役などを代表作に持ち、「ドクター・スリープ」に続きファーガソンの吹き替えを務める皆川純子が決定。アトレイデス家の当主でポールの父親レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」でのダンブルドア(ジュード・ロウ)や、トム・クルーズをはじめ数々のハリウッドスターの吹き替えを務めてきた森川智之が担当する。
アトレイデス家の腹心として貫禄ある武力で支え続けるダンカン・アイダホ(ジェイソン・モモア)は、「アクアマン」に続き安元洋貴、本作のヒロインであり、ポールの夢に登場する謎の美しい女性チャニ(ゼンデイヤ)は、アニメ「約束のネバーランド」のノーマン役などで知られる内田真礼が務める。
そのほか、アトレイデス家の宿敵ハルコンネン家の当主ウラディミール・ハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)に勝部演之、アトレイデス家の後継者としてポールを鍛錬するガーニイ・ハレック(ジョシュ・ブローリン)に大塚芳忠、砂の惑星“デューン”で暮らす自由民フレメンのリーダー、スティルガー(ハビエル・バルデム)に大塚明夫、女性のみの秘密結社ベネゲセリットの教母に野沢由香里、ハルコンネン男爵の甥ラッバーン(デイブ・バウティスタ)を立木文彦が務める。
アトレイデス家の主治医で物語の鍵を握るドクター・ユエ(チャン・チェン)に津田健次郎、“砂の惑星デューン”を研究する生態学者リエト・カインズ博士(シャロン・ダンカン=ブルースター)に本田貴子、宿敵ハルコンネン家の家来、パイター・ド・フリース(デビッド・ダストマルチャン)に上田耀司と、実力派声優が一同に介した。
「DUNE デューン 砂の惑星」は10月15日から公開。入野、皆川、森川、安元、内田のコメント全文は以下の通り。
壮大な音楽。圧倒的な映像美。息をすることを忘れるほど夢中になっていました。いったいどうやって撮影しているのか、どこで撮影したのか、、、信じられない映像の連続です。
そして、ティモシーシャラメ。彼の唯一無二の存在感にただただ魅了され、目が離せません。この作品、劇場で観てこそ本来の魅力が伝わる作品だと思います。吹き替え版字幕版共にお楽しみ下さい!
この時代に再度デューンが映像化される然るべき理由があると感じました。現代ならではの映像技術に圧倒され、迫力と美しさに息を呑みます。絶対に映画館で見てほしい「THE SF」だと思いました。
レディ・ジェシカは美しくたおやかな女性ですが、その内面はある思いを秘め、それを実現させるべく揺るぎない信念に基づいて行動するとても強い人です。包み込むような優しさも、戦士のような猛々しさも持つ、まさに「かっこいい女性」だと思いました。
SF超大作の金字塔「砂の惑星」、まさか私がポールの父親役、レト・アトレイデス公爵の吹き替え担当になるとは思ってもみませんでした。とても光栄です。壮大なストーリーはもちろんですが映像が素晴らしく、演じることを忘れてしまうほど引き込まれてしまい、アフレコのときはとても集中力が必要な収録となりました。是非、皆さんには吹替版をご覧になっていただき、細やかな映像美と音楽、そしてストーリーを堪能していただきたいと思います。ドゥニ・ビルヌーブ監督の「デューン砂の惑星」にご期待ください。
何度も映像化を試みられた作品。それだけ長く愛され続けている作品の一部になることができて嬉しいです。
今だから、今、やっとできる圧倒的表現を是非見ていただきたいです。ダンカンは真っ直ぐな男。だからこそ愛され、認められ、戦います。生き様を感じて頂きたいです。
美しく、大きな世界の中にいる感覚を体感できる作品です。この作品がどうなっていくのか、ドキドキやワクワクもあり、何が起こるのか想像を膨らませながらの収録でした。
わたしも早く大きなスクリーンで見たいです。是非楽しみにお待ちください!
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